アコースティックギター教室

【シグナル】70代の男性に『20歳のめぐり逢い』をレッスン!~1975年のフォークソング

6年前からアズール・ギター教室の金山駅前教室(名古屋市中区)に通われている、70代の生徒さん。

農作業や自治会の活動などでお忙しい中、同じ愛知県内からとはいえ遠方から車と電車を乗り継いでお越しになられます。

懐かしいフォークソングをソロギターで

遠方にお住まいで高齢なこともあって、毎月、90分のレッスンを1回受講されています。

お話し好きな方で、レッスンの合間には畑の作物のこと、出かけたコンサートの様子など話題も豊富。僕にとっても楽しい時間です。

70代の生徒さん

もちろん、お喋りばかりではなくギターのレッスンもしっかりとしていますよ!

今日は、『Youtubeで懐かしい曲を聴いたから、ソロギターで弾いてみたくなった!』とレッスンのリクエストがありました。

シグナル『20歳のめぐり逢い』

フォークソンググループ・シグナルのデビュー・シングルで、1975年に発売されてオリコンチャートの週間最高は14位、約30万枚のセールスを記録した楽曲です。

どんな曲か聴いてみてください。

フォークソングが好きな方でも、シグナルというグループを知らない方は多いかも。

僕はメンバーの3人のうち、住出勝則(すみで まさのり)のライブに行ったことがあるんです。名古屋市の今池にあるライブハウスで、ソロギターの奏者としての活動をされてからだけど。

タブ譜に変換とし、ソロギターにアレンジを

さて、この曲の楽譜を探してみたけど、見つけられたのはメロディー譜のみ。「ぷりんと楽譜」にありました。

さすがに古い曲だから、ソロギターにのアレンジした譜面がないのは想定の範囲内だ。さて僕の作業が始まりますよ。

シグナル 『20歳のめぐり逢い』楽譜

生徒さんは五線譜が読めないから、僕がすべてタブ譜に書き換えました。生徒さんと会話しながらサラサラと(笑)

分かりやすいようにレイアウトはそのままで書いたけど、符尾(音符の棒や旗)は全て上向きにしました。

ナゼかって?

それは、1か月後のレッスン日までに生徒さんにメロディーを練習してきてもらって、その場で僕がソロギターにアレンジするから。伴奏部分を書くスペースを空けてあるのと、ソロギター譜になったときに読みやすいように。

まとめ

アズール・ギター教室のレッスンでは、生徒さんの要望やレベルに合わせたレッスンをしています。

生徒さんが50年前にリアルタイムで聴いたフォークソングを、ご自身の手でソロギターで弾くなんて素敵なこと。

いつまでも元気にギターを楽しんでください。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ちです。

1995年に「多くの方にギターの楽しさを知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立しました。

ギターを弾くことやレッスンすることが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物。