アズール・ギター教室では当然のことながらギターの弾き方をレッスンしているけど、楽器自体の歴史や構造、特徴なども知って欲しいと思っています。
分かりやすい書籍
数あるギターメーカーの中でも、アコギの基礎を築いた代表的なメーカーと言えば、アメリカのMartin(マーティン)社とGibson(ギブソン)社。Martinの創業は1833年、なんと日本では江戸時代後期なんです!
レッスンの合間に、ギターを見ながら材料やボディサイズの違いなどをお話しするのも楽しいけど、書籍に目を通しておくとより分かりやすいです。
現在のところ、おすすめの本はこの2冊。綺麗なヴィンテージギターの写真や、会社の歴史、年代による仕様の違いなどが掲載されています。
左)マーティン・ヴィンテージギター・ガイド
マーティン最高クラスの品質の45シリーズを中心に、貝の装飾が多い40シリーズを紹介しています。僕が先日演奏で使用した1907年製の0-42も、この40シリーズです。
右)マーティンD-18 & D-28 永久保存ガイド
最近はかなり安価なマーティンも発売されていますが、やはりレギュラーモデルは18シリーズと28シリーズ。同じ型番のギターでも、長い歴史のなかで様々な仕様の変化があることが分かります。
『マーティンD-18 & D-28 + ギブソンJ-45 パーフェクトガイド』として、以前は分冊だった『ギブソン・ヴィンテージ・アコースティックギター・ガイド』と1冊になったものが出ています。
各2,571円(合計5,142円)だったものが、合本になって3,024円になったのでお得です!
レビューの評価が低いのは、表紙やタイトルが変わったため両方の本を持っているのに重複して買ったしまったから…。この手の本が出版されるとすぐに購入するギター好きがいるということですね。僕もレビューを見ていなければ、重複して買ってしまうところでした。
ギターについてよく知って弾くと、さらに楽しくなりますよ。