ロンドンのヘンデル・ハウス・ミュージアム(Handel House Museum)に訪れました。
バロック期を代表する作曲家「ヘンデル」が住んだフラット(アパート)を博物館として2001年にオープンしたもの。
バッハが「音楽の父」と呼ばれるのに対し、「音楽の母」とも言われたりするヘンデル(男性なんだけど…)。バッハと同じ年にドイツで生まれ、イギリスに帰化しました。
建物の表側、右のグレーの建物です。2階部分に著名人が住んだ事を示すブルー・プラーク(Blue plaque)が。
『ジョージ・フリデリック・ハンデル(George Frideric Handel , 1685-1759)1723年から住み、ここで亡くなる』とあります。イギリスに帰化したからか、ドイツ語のゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Händel)から英語表記になっています。
ヘンデルの住所はブルック・ストリート25番地。実はお隣のブルック・ストリート23番地には天才ロックギタリストのジミ・ヘンドリクスが晩年(と言っても27歳で亡くなっている)が住んでいたのです。
しかもミュージアムは2、3階部分が25番地と23番地に拡張され、つながっています。よく見ると最初の写真の左上に、もう一つのブルー・プラークが。
『ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix , 1942-1970)ギタリスト・作曲家 1968年~1969年 ここに住む」。
8月25日~11月7日までジミヘン40周忌特別展(Hendrix in Britain)がミュージアム内で開催されていました。しかも9月15日~26日の11日間だけ、普段は事務所になっているジミの部屋を、設備を撤去して元の形のまま公開していました。
ステージ衣装やフライングV(エレキギター)も展示してあり、偶然とはいえ良い日に訪れました。
【ミュージアム入り口の看板】
作曲をした部屋もあり、ここで『メサイア』や『王宮の花火の音楽』もここで作曲したかと思うと感激です。
記念に作曲部屋のポストカードを購入しました。
講師へのお土産にジミヘンのカンバッチ