おかげさまで金山駅前教室(名古屋市中区)は同じビル内に3つのレッスン室を持つまでになりました。
最初に開講したのは【307教室】、2002年にのことだ。この部屋は入居したときから、かなり傷んだ状態だった。前に事務所として使用していた方の電話コードはそのままだったし、壁紙もボロボロだったけど改装はしてもらえず、そのまま引き渡しされたから。
仕方がないので自分で改装だ!
きっと大家さんには、『ギター教室なんて上手くいかないから、すぐに撤退するだろう』くらいに思われていたんだろうなぁ。
そんなことには負けず(?)、床にウッドカーペットを敷いたり、ギターや小物をレイアウトしてして自分でリフォームしたんだった。あの頃は、金山駅の近くに教室を持てたことが嬉しくて、がむしゃらに動いてた。世間知らずで若かったのかも。
それから12年。部屋の傷みがさらに増してきたので、大家さんに掛け合って2014年に全面リフォームをしてもらった。長く続けたおかげで、大家さんにも信用してもらえたみたいだ。
リニューアルした教室は、明るくてキレイになったので、生徒さんたちも喜んでくれた。
今回は306教室を改装!
さて今回は、この隣にある【306教室】について。この教室は2014年秋に開講した3つ目の金山駅前教室で、最初はこんな感じだった。
最初から付いてたブラインドは劣化していて、触るたびにパキパキと割れて穴だらけになったのでカーテンに替えた。
床は樹脂っぽい材質でダサめの木目調。でも一番の問題は部屋のニオイ…と言っても臭いんじゃなく、甘~い匂いがする。
その原因はたぶんメロンパン。メロンパンがやたらと流行ってた時期に、この部屋をパン屋が借りて、業務用のオーブンを持ち込んで焼いていた時期があった。そのときは、隣の307教室まで甘~い匂いが漂ってきてたからよく覚えてる。パンを焼く匂いは嫌じゃないけど、部屋中にそのときの甘い匂いが染みついているようだ。
パン屋が撤退した後は整体院になっていたけど、気にならなかったのだろうか?1年くらいで撤退していたのは、そのせいかも。
この部屋に入ろうとすると匂いで少し押し返される感じだったので、何度も大家さん(307教室とは別の方)に交渉してみたけど『床がダサくて、部屋の匂いが甘い』というくらいでは、改装はしてもらえず…。
頑張って自費で改装だ!
このままでは通って頂く生徒さんたちに申し訳ないので、今回は自費で改装するということで大家さんの了解を得た。
施工してくださった業者の方には無理を言ってしまったけど、教室全体が休講日になるお盆休みに入ったタイミングで改装スタート。
天井と壁は張り替えて真っ白になったので、部屋が明るくなった。ウォルナットの木目調の床は落ち着いた雰囲気でお気に入り!
改装後は、馴染みの親切な清掃業者さんに部屋をキレイにしてもらい、水回りやエアコンは高圧洗浄機で汚れを落としてもらい、床にはワックスをかけてもらったのでピカピカ。これで完璧だ。
夜、涼しくなってからギターや電子ピアノなどを運び入れて、以前の配置に戻した。落ち着いた大人な雰囲気になったと思いませんか?
もちろん甘~い匂いは無くなり、新築の香りがしてるけど、お盆休み明けにはきっと落ち着くだろう。
生徒さんたちに喜んでもらいたくて休日を返上して頑張ったんだけど、テレビ番組の『大改造!!劇的ビフォーアフター』のような大きな変化がないから、もしかしたら気付かない生徒さんも多いかも。