3年ほど前からアズール・ギター教室の鳴海教室(名古屋市緑区)に通ってきている30代の生徒さんが、真新しいハードケースを携えてレッスンにやってきました。
レッスンに通い始め、ギターが弾けるようになるにつれてギター本体にも興味が出たみたい。気になるギターを探してついに6本目 (!) になったけど、今回はギター探索を完結させる気合の入ったものを入手されました。
ジブリをソロギターで
本日のレッスン曲はジブリ映画の音楽、『人生のメリーゴーランド』。
僕のレッスンではソロギター曲を弾く生徒さんも多く、ジブリの映画音楽をソロギターで弾きたいというリクエストも結構あります。皆さん、ディズニーよりもジブリがお好きなようです。
000-42 Modern Deluxeとは
生徒さんがハードケースから取り出したのは、Martinの「000-42 Modern Deluxe」というモデル。
僕は以前にスタンダードの「000-42」を試奏したことはあるけど、アップグレードした「000-42 Modern Deluxe」の実物を見るのは初めて。
2022年に発売された新しいモデルで、ヴィンテージ マーティン サウンドを現代の技術で再現したとのことで興味津々だ!
ヘッド
生徒さんは、このパールで縁どりされたアヴァロンのトーチロゴが一番のお気に入りなんだって。キラキラだ!
ウッド バインディング
通常はセル(樹脂)の縁取りだけど、これはボディ、指板、ヘッドプレートにメイプルのバインディングが施されています。
木材のバインディングはメーカー物のアコースティックギターでは珍しく、とってもカッコいい。
インレイやパーフリング
ボディ周りに入ったアヴァロン貝の縁取りや、指板に入ったパールとアヴァロンのスノーフレイク・インレイが豪華ですね。
音も見た目も特別なアコースティックギター。少し弾かせてもらって大満足、良いものを見せていただきました。
まとめ
生徒さんが目の前で弾くギターの音色は豊かで、普段のレッスンでは聴くことのない夢のような響きと音圧だ。弾いている生徒さんも良い音で弾けて楽しそうだし、聴いている僕もワクワクします。
別の時間に通われている奥様からも、『今までと全然違う音!』ってコメントがありました。
ギターを買い替えた男性の生徒さんからときどき聞くけど、客観的に聴いている奥様がその違いに気づくことって多いんです。そのくらいギターにはレベル差があるんですよ!