9年前からレッスンに来ている生徒さんから、『ギターを倒して巻きが破損してしまった』と相談されました。
倒れた際に床にぶつかったのだろう。3弦のつまみがグニャリと曲がってしまって…ああ、なんということでしょう。
糸巻き(ペグ)の修理
ペグを壊すのは珍しいことではなく、僕の生徒さんは1年に1人くらい壊しています。もっとギターを大切にしましょうね!
チェックしたところ、9年間の使用でギアが摩耗して動作が固くなっていて、チューニングしにくくなっていました。壊していなくても交換時期でしたね。
生徒さんと相談して、新しい糸巻きへの交換は修理代が安く済むように僕が作業することにしました。
糸巻き交換の作業内容!
弦を外してからビスを緩めて、糸巻き本体を取り外します。ポコッと簡単に外れます。
ここで重要なアイテムが『爪楊枝』なんです。
新しいパーツはビス穴の位置が違うので、以前の穴に埋め木してから取り付けます。(ここがポイント!)
【古いペグ】
【新しいペグ】
新品の部品はキラリと輝いていて、チューニングもスムーズにできるようになりました。
まとめ
糸巻きはグリスを塗布するなどしてメンテナンスしていても、長年使用していると摩耗してガタツキが出てきます。そんな時は、快適なチューニングのために交換しましょう。
新しいバーツで快適になって気分も一新。これからもギターを楽しんでくださいね!