クラシックギター教室 生徒さんのギター

エルナンデス・イ・アグアドのギターを弾く生徒さん~1960年製の世界的名器

2024年6月5日

このブログでは、アズール・ギター教室に通う生徒さんが新規で購入されたギターを一部ご紹介することがあるけど、今回は特別に古くからお持ちの凄いギターをご紹介します。

このヘッドのデザインを見ただけでワクワクしませんか?

クラシックギターの名器

Hernandez y Aguadoのギター

「エルナンデス・イ・アグアド」はスペインのマドリッドにあった歴史的ギター製作工房のひとつで、マヌエル・エルナンデス(1895~1975)とビクトリアーノ・アグアド(1897~1972)のふたりによるブランドです。

1960年製のギターなので、60年以上経ってるから風格があります。ご実家から出てきたとのことだけど、このクラスのクラシックギターを入手できるとは…当時の貨幣価値を考えるともの凄いことです。

エルナンデス・イ・アグアド ラベル

10年ほど前、当時高校生だった生徒さんがこの世界的に貴重なクラシックギターを持って、レッスンに通われていました。しばらくして他のギターに転向してしまったけど…。

でも、今年に入ってから60歳のお父さんがこのギターを持ってアズール・ギター教室で習い始められたんです。チェロやピアノも弾く方で、ギターは初めてだけど楽譜を読めるのは強いところだ。

エルナンデス・イ・アグアド ボディ

このデザインを見ただけでアグアドだって分かる!個性的で特徴があるからね。

エルナンデス・イ・アグアド ヘッド

現在レッスンしているのは「ムーン・リーバー」。1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』で主演女優のオードリー・ヘプバーンが劇中で歌った曲です。

人前で弾く約束をしているんだとか。しっかり弾けるようレッスン頑張りましょう!

エルナンデス・イ・アグアド ロゼッタ

おまけ

このギターを10年程前に、1ヶ月間お借りしたことがあります。深い響きの名器をじっくり弾けて幸せだったなぁ。

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アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!