ここ数年、コンサートに行けてなかった。ギターや音楽が好きなのに残念だ。
興味のあるコンサートがあるのを知っても、ギター教室のレッスンが入っていて出かけられないということも多くて、あきらめ気味。
でも最近、気になるコンサートの告知を見つけたので出かけてきました。久しぶりの生演奏にワクワクだ。
イリーナ・クリコヴァのサロンコンサート
アメリカにあるクラシックギター&フラメンコギター専門店「Guitar Salon International」のYoutubeチャンネルはよく視聴していて、お店で販売しているギターを使って演奏を披露してくれるから「ギター本体」と「ギターの演奏」の両方を楽しめます。
動画には様々なギタリストが登場するけど、その中でも圧倒的な存在感と演奏力で注目していた女性奏者がいるんです。そのイリーナ・クリコヴァ( Irina Kulikova )が名古屋でコンサートをするとのこと。
しかも、偶然にも僕の休講日だ!
余談だけど、ここで弾いているドイツのDietmar Heubnerのギターは他の動画でも見たことがあって興味があります。日本に入ってきたら弾いてみたい。
久しぶりの生演奏
さっそくコンサートを予約をしてお振込み。2週間が待ち遠しくってウキウキだったよ。

会場は40人ほどで満員になるくらい小さな空間で、6月とはいえ気温は高く湿度もあるから熱気でムンムン。
演奏者も暑くて大変そうだ。「演奏が終わったらアイスクリームが」っておどけてた。

プログラム
クラシックギターを弾く人にはおなじみの有名曲が多く、古典・ロマン派・近現代と時代も幅広くてバランスの良いプログラムだった。
- モーツァルトの主題による変奏曲 作品9
《「魔笛」より “Das klinget so herrlich”》/Fernando Sor(1778–1856) - 《ミロンガ》/Jorge Cardoso(1949– )
- 《アルハンブラの想い出》《カプリチョ・アラベ》/Francisco Tárrega(1852–1909)
- 《ヴァルサ・ネグラ》(イリーナ・クリコヴァに献呈)/Sergio Ercole(1971– )
- 《ラ・カテドラル(大聖堂)》/Agustín Barrios Mangoré(1885–1944)
前奏曲〈サウダージ〉― アンダンテ・レリヒオーソ ― アレグロ・ソレムネ - 《アンダンテと華麗なるロンド 作品2 第3番》/Dionisio Aguado(1784–1849)
- 《ポートレイト・オブ・ア・ローズ》(イリーナ・クリコヴァに献呈)/Vincent Lindsey-Clark(1956– )
- 《ワルツ第7番 作品62 第2番》/Frédéric Chopin(1810–1849)
プログラムとは曲順が変わったり、休憩がなくなったりといった変更があったけど、集中力が途切れることなく聴かせるのはスゴイ。
会場からの止まない拍手に応えて、アンコールは4曲も弾いてくれました。
《アンダンテと華麗なるロンド 作品2 第3番》/Dionisio Aguado(1784–1849)
当日の使用ギターは、イタリアのアンドレア・タッキ(Andrea Tacchi)のシンプリシオモデル。この動画で弾いているギターなのかな?
そういえば、ステージ衣装も同じようなものだった気がします。
それにしてもすごい演奏だ。
柔らかで丸みのある優しい音色で、1音1音の球が連なってこちらに飛んでくるような感じ。すべての音がハッキリと聴きとれるし、左手の弦を擦るノイズは全くなかったのは驚異的だった。
どうやったらこんな音が出せるんだろうか。家に帰ってイタリア製のギター(製作家は違うけど)で弾いてみたけど…う~ん、頑張ろうっと。
やはり生演奏を聴くのは良いね。久しぶりのコンサートで十分に刺激を受けました。皆さんもぜひ生演奏に触れてくださいね。