今春から高校の軽音部に入部して、エレキギターを始めた男の子。
左利き用のギターを持参されたのは珍しい。28年ほどレッスンしている僕の中で4～5人目だと思う。
左利き用のギターレッスン
軽音部に入部したばかりで、エレキギターも始めたばかり。なのに部活ではギターを教えてもらえず…。
しかも、秋には演奏発表しなくてはならないというのは、どの軽音部でも同じみたい。今年も同じ状況の学生さんが、何人もアズール・ギター教室に入会されたから。
左利きの方には通常、通常のものと左利き用のどちらを選択したら良いか、メリットとデメリットなどご説明するんだけど、入会されたとき左利き用のエレキギターを持参されたので、そのままレッスンすることにしました。
左利き用ギターのレッスンは
う～ん、それにしても左利き用ギターのレッスンはナカナカ大変だ。
だって使う手が逆だから、説明の時に『左手の中指を…』と言いかけて『あっ、ゴメン。右手の中指だった』と言い直すことも度々。しかもダイアグラム（コードの図）も逆に書かないといけないし…。
これで合ってる？心配なので、確認しながらレッスンを進めていきます。
個人レッスンだから安心！
でも、こういう対応を受けられるのは、生徒さんにとってメリットが大きいね。左利き用のギター教則本とか無いだろうし。
アズール・ギター教室は個人レッスンで、一人ひとりの生徒さんに合わせたレッスンだから、左利きの方にも対応できますよ。
最初のレッスンでは指が自由に動かなくて、『まさに自己流』という手の動きをしていたけど、ここまで押さえられるようになって良かった。
生徒さん自身も何曲か弾けてきて、レッスンの効果を実感してくれているようで、『一人で練習していたら、ここまで弾けるようにはならなかった』って嬉しそうだ。
先輩の作ったオリジナル曲も
秋の発表ではback number「瞬き」、Vaundy「不可幸力」、エド・シーラン「Shape Of You」に加えて、軽音部の先輩（キーボード担当）が作ったオリジナル曲も披露するんだって。
先輩が配ってくれた紙（左）とデモ音源を持参されたので、それを元に僕が左利き用ダイアグラムを作成しました。この後、レッスンの進み具合に合わせてリズム譜なども加えていきます。
それにしても、ダイアグラムを逆に書くのって慣れないなぁ。
まとめ
生徒さんは、軽音部のバンドでみんなと一緒に弾けるようになって、とっても嬉しそう。僕も嬉しいです。
秋の演奏発表や、これからの上達も応援しています！
