アコースティックギター教室 生徒さんのギター

ソロギター好きの生徒さんがMatonのアコギを購入!

2019年8月2日

4ヶ月ほど前に『ソロギターが弾けるようになりたい!』鳴海教室(名古屋市緑区)に入会され、ギターを始めた20代男性の生徒さん。

順調に弾けるようになってきたから、毎週のレッスンが楽しそう。現在は押尾コータローの『風の詩』をレッスン中です。

あれ?ギターが替わった

この生徒さん、今日のレッスンで素知らぬ顔で準備していたけど、先週までとは違うギターをお持ちでした。

メイトンギターを弾く男性

ホッホッホッ。ギター好きの僕の目は誤魔化せませんぞ。

『あれ?ギターが替わったねぇ』と言うと、生徒さんは恥ずかしそうにニコッとされました。『写真を撮ろうか?』と言うと嬉しそうだし(笑)

MATON  SRS808C

MATON GUITARはオーストラリアのアコースティックギターで、ソロギター(フィンガースタイル)のギタリストに人気のメーカーです。

あの人気ギタリスト、トミー・エマニュエルが使用していることで日本でも一気に知名度を上げました。

オーストラリア製で【Maton】って書かれると【マトン】って読みたくなってしまうけど【メイトン】と読みます。

仔羊肉はマトン【Mutton】ですね!

メイトン ギター

メイトンはオーストラリアならではの珍しい木材を多く使用していて、裏横はオーストラリアン・ブラックウッド、ネックはクィーンズランド・メイプル。伝統的なギターでは使われない木材だ。

ナット幅は44.1mmとやや幅広なので、細かな左指の動きが必要なソロギターを弾くのに向いていますね。

このギターを弾いた感想

生音は高音がパキーンと張りがあってハッキリしてるから、メロディーが非常に聴き取りやすい。Youtubeなどでよく耳にする現代にマッチした傾向の音だと思います。ハイポジションでも音が潰れずにしっかりと出るのもポイント。ハイポジションが出にくいギターは意外と多いから。

僕はグランドピアノ的な発想で『豊かで厚みのある低音』と『よく通る高音』を求めてギター選びをする傾向にあるから好みとは違うけど、高音重視というのも面白いですね。

もちろん低音が出ていないわけではなく重厚ではないんです。ピックアップを通すことも考えて作られた音なんだと感じました。

あと、メイトン社のオリジナル・ピックアップシステムAP5-Pro(Under Saddle PU + Mic)を内蔵しています。ネット情報によるとかなり優秀らしいのでアンプに繋いで試させてもらったら、けっこうスッキリとした音でボディー・ヒット音もアウトプットできた。ソロギターにも向いたピックアップが標準装備なのは嬉しい。

まとめ

それにしても、ギターを始めて4ヶ月でこのクラスのギターに行きつくとは…恐るべし。

『これからギターを続けていくから、良いギターで弾いていきたい』とのこと。しかも、名古屋ではメイトンギターを取り扱う楽器店が無いから、京都までわざわざ車で出かけて買ってきたんだって。

やる気十分で嬉しいです。僕もレッスン頑張ります!

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!