2016年 夏 糸巻きにトラブル
それは突然の出来事だった。
中学生の男の子をレッスンしているとき、僕のクラシックギターから『ミシッ』という嫌な音が聞こえてきたんです。
ギターにどんな異変が起きたのか不安になったけど、レッスン中だから焦っちゃいけない。楽天的に、弦が自然に切れた音かな~なんて気軽に考えてみました。
ギターから異音が
『あれ?でも弦は3日前に交換したばかりだぞ?!』
な~んて考えてたら、ギターからさらにメキッ!パシッ!という恐ろしい音が…。レッスン中の生徒さんが驚いて演奏を中断してしまうくらいの大きな音だった。
僕も驚いたけどレッスンを続けなくてはならないので、生徒さんに『大丈夫だよ~』なんて言ってみた。でも、『もしかしたら、ギターの表面板が割れたんじゃないか(汗)』と思うと心配で全然大丈夫なんかじゃなかったよ。
恐る恐るギターをチェック
その男の子のレッスン後は空き時間だったので、恐る恐るギターをチェックしたら、なぜか2弦がユルユルになってた。
な~んだ、2弦が切れたのか……と思ってよく見てみたら、糸巻きのローラーが破断してた(泣)ローラーが弦の圧力に耐えきれずパキッと割れてる。樹脂製だから劣化したみたいだ。ショック!
部品を取り寄せ
幸いにも交換部品を在庫している楽器店を知っていたので、さっそく取り寄せしました。
この糸巻きは精度が高いものなので心配だったけど、修理に出すとしばらくギターが使えなくなるから、自分でパーツ交換にチャレンジすることにしました。
『なんでも自分でやりたがるのは僕のクセ!』なんて楽しく言いながらやってはみたものの、ローラーがしっかりとネジ止めできずに泣きそうだったよ(泣)
なんとか工夫して取り替え完了!愛用のクラシックギターがレッスンに復帰です。