2012年に入って、僕が最初に買ったCDを紹介します。
生徒さんから『男女2人組の激テクギターユニットがいる』とのお勧めいただいた Rodrigo Y Gabriela(ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ)。
メキシコ出身でメタルの影響が強く感じられる2人が、ナイロン弦のギター2本で独自の世界を作り出しています。
リードギター担当ロドリーゴの早弾きと、リズムギター担当ガブリエーラがパーカッシブにボディを打撃して刻むリズム。ここまでする女性ギタリストがいるとは驚きだ。
■Rodrigo y Gabriela - 'Tamacun'
You tubeで何度も見ていましたが、「価値あるものは購入!」という性格なので一気に3枚まとめ買い。鮮明なライブ映像をDVDで観たいし。
デビュー盤の『Rodrigo Y Gabriela』は『激情ギターラ!』という邦題で、子供が見たら泣くかもって思うくらい怖いジャケット。
■『激情ギターラ!』(オリジナルタイトル:rodrigo y gabriela)
メタリカの名曲『Orion』や、レッド・ツェッペリンの『Stairway to Heaven(天国への階段)』などコピーや、ラテン的なオリジナル曲を収録。彼らの代表作です。
ギターのボディを叩いてのパーカッションと早弾きが凄すぎて、気づいたら楽譜を購入していました…ロドガブ、恐るべし。
■Rodrigo Y Gabriella cover of Metallica's Orion
やはり彼らの真骨頂はライブパフォーマンス。2008年3月30日に渋谷DUO Music Exchangeで行われた、彼らの初来日公演を収録したDVD付きの本作はオススメ。
曲が進むたびに盛り上がりを見せるオーディエンス。DVDで観ても会場の熱気が伝わってきて、心拍数が上がり、瞳孔は開きっぱなし。ギターを叩き過ぎて、ガブリエーラのギターが割れないかと心配でハラハラ。
ナイロン弦のギター2本で、これほど観客を盛り上げるとは…日本でのライブ、行きたかった~。
でも、邦盤のタイトルがちょっと変じゃない?『Live in Japan』は『激情セッション』になってる。
しかも帯に『いくぜ!てめえら!』って。確かにそう訳したくなるくらいの盛り上がりだったけど。
■Live in Japan (DVD付き)