首都圏で唯一のハンドクラフトギター・ウクレレを中心とした弦楽器・関連パ−ツの祭典『Tokyo Handcraft Guitar FES. 2013』が開催されます。
2013年5月18日(土)、19日(日)の2日間
すみだ産業会館サンライズホール(東京都墨田区)
手作りのギターやウクレレの展示のほかにライブも行われ、okapiや松井祐貴などのフィンガー系ギタリストや、以前このブログでも紹介した土門秀明などが演奏します。
会場では製作家と直接お話しする貴重な機会も持てます。ギターの構造、木材、製作の苦労などを知ると、自分のギターにより愛着がわいてきます。
親しくしているアコースティックギター製作家も出品するとのこと。『今回は特別なギターを展示する』とご案内をいただきましたが、レッスンがあるので出かけられないのは残念です。
ギター製作家の工房
仕事柄、ときどきギター製作家の工房にお邪魔しますが、天然乾燥した貴重な木材がたくさん保管してあり、ギターになる前の『材木』の状態で見る機会があり貴重な経験です。
多くのストックの中にエキゾチックウッドと呼ばれる珍しい木材を発見しました!
しかもすごい量のスポルテッド・メイプル。希少材です。
メイプル(楓)の木目にバクテリア等が入り込み経年変化を起こした後、美しい紋様を出しています。自然の芸術ですね。
実際にギターになるとこんな感じになります。
アームレスト(画像手前の右腕を置く部分)に装飾を兼ねて使用しています。木の模様が生きていて素敵。
多くの方に『工業製品』としてのギターだけではなく、『作品』とも呼べる手作りのギターがあることも知っていただければと思っています。
お時間のある方、ぜひお出かけください…名古屋からはちょっと遠いけど。