国立西洋美術館へ
東京での目的地『上野』は、駅前にコンサートホールや博物館、美術館、動物園などの施設が集まっているので便利です。
師匠のコンサートまで時間があったので、隣の国立西洋美術館で『ローマ帝国の遺産』を観ました。
さすが300年に渡って、ほぼヨーロッパ全土に栄光を維持しただけあって、彫刻の美しさと迫力には目を見はります。
そういえば、今月の「現代ギター」(2009年10月号)に、ローマ時代(2世紀ごろ)のギターを抱かえた女性像についての記事があったので、ぜひ読んでみてください。
師匠のコンサート
美術館を楽しんだ後は東京に行った最大の目的、師匠のコンサートの時間です。
コンサート会場は美術館のすぐ隣。芸術のハシゴができるなんて素敵だ。
会場のロビーで、埼玉と東京でギター講師や演奏など活躍している小林荘友君と合流。遠くに来ても一緒にコンサートを楽しめる仲間がいるのは嬉しい。
ギターフェスティバル2009 東京文化会館
このコンサートは毎年行われていて、以前にもギター&弦楽四重奏を聴きました。
今回は加藤政幸、掛布雅弥、中峰秀雄、兼古隆雄の4名のギタリストが、バロック~近現代まで幅広い年代の音楽を演奏しました。
使用するギターもコンサートギターとして伝統的なフレタや、最新技術を応用したダマンなど多彩だ。【ギタリスト×使用ギター】の聴き比べができたのも大変有意義でした。
実際にコンサートに足を運ぶと、ギターやホール響きや会場の空気などが感じられて良いですよ。
小林君の生徒さんたちとも、休憩中にお話しできました。親しみやすい方たちで、ギター合奏の仲間だとか。 趣味の仲間がいるのは良いですね。
友人との再会
21時くらいにコンサートは終了。出演者の方と少しお話ししてから小林君と食事に。選んでおいてくれたお店に移動途中にプチ観光もしました。さすが地元、頼りになります!
上野といえば西郷さんですが…生で見たのは初めてかも。
久しぶりに今日のコンサートや、お互いのギター教室のことなど、ゆっくりお話しできた。
すっかり飲んで23時を過ぎていたけど、彼が新しいギターの購入を検討しているとのことだったので、僕のギターを試奏するために宿泊しているホテルに移動。
最近入手したギターは、太くしっかりした音でお気に入りです。深夜なので小林君も遠慮がちに弾いていたけど大音量。やはりすごいギターだ。
そうそう小林君は今年もアズール・ギター教室の発表会に、ゲスト演奏に来てくれることになりました。皆さん、お楽しみに!
東京でご馳走になったので名古屋に来たら観光案内でもしようと、
『名古屋に来たら何がしたい?』
と聞いたら、
『このギターがまた弾きたい』
とのこと。
さすがギタリスト!