30代半ばの男性の生徒さんのこと。
ブランドショップにお勤めと言うだけあって、容貌や服装にもヒトとは違ったキラリと光るセンスが感じられます。黄色のビートルに乗ってレッスンに現れる姿はナカナカお洒落。
元々ギターは弾いていたけれど『大好きな曲を弾くためには、独学では無理だ』と感じ、今年の4月からアズール・ギター教室に通い始められたそうです。
アコギの基礎練習がある程度落ち着いてきたので、今日のレッスンでは弾きたい曲の楽譜をお持ちいただきました。
フリッパーズ・ギター(Flipper's Guitar)の『Coffee-milk Crazy』。 この曲が収録されているファースト・アルバム『Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった』は1989年8月の発売です。
作詞した小沢健二の叔父さんは指揮者の小澤征爾だって知ってました?
■Coffee-milk Crazy
『オリジナルよりも、You tubeにある高野寛の演奏が好きなんです』とのこと。お持ちいただいた楽譜とコードが少し違っていたので、映像を見ながらレッスン中に耳コピをしました。
知りたいコードを弾いている場面は、なぜか顔のアップになって手元が見えない。マーフィーの法則だろうか?そんなことにはめげず、何度か聴いて耳コピ完成。
耳コピの作業を初めて見たそうで、『うわ~、すごいなぁ』なんて言われると照れます。じゃあ、ストロークのリズムも含め完全コピーしましょうか…おだてられると弱いんです。
弾きたかった曲の楽譜が用意でき、ニコニコ顔で
『ずっと弾きたかったんだ。今年中には弾けるかなぁ』
なんて言われると嬉しいです。
きっと大丈夫。大好きな曲が弾けるようお手伝いしますので、楽しく練習してくださいね。