7月に開催した『アズール・ギター教室 開講20周年 発表会』では、パガニーニ作曲『ギターとヴァイオリンのためのソナタ・コンチェルタータ』は1楽章のみ演奏しました。
でも、この曲にはまだ2楽章と3楽章があるので、ただいま練習中。演奏会の予定はないけど…。
今日は休講日だったので、ヴァイオリン奏者の石田先生のレッスン場に伺い、重奏の練習をお相手していただきました。
今回使った古い時代の手書きの楽譜(左)は音符が詰め詰め。読みにくかったので、7月の演奏ではコンピューターで浄書した版(右)を使用。
でもだんだん読み慣れてくると、コンピューターで浄書したものより手書きの楽譜の方が温かみがあって音楽的に思えてくるから不思議。
最近の出版物はコンピューターで浄書したものが多いので、手書き譜を読む機会も必要ですね。
ヴァイオリンのレッスン風景
合わせて、ヴァイオリンのレッスン風景を1時間ほど見学させていただきました。
毎度のことながら、キッチリと組みたてられたレッスンで基礎練習もみっちり。ああ、僕のレッスンでも、これくらいは必要かな…。いつも勉強になります。
新しいクラシックギター
先月に、石田先生が初めてクラシックギターを購入したと聞いてはいたけど、わざわざ東京から運んで弾かせてくださいました。1994年製のアントニオ・マリン・モンテロ。スペインの有名な製作家の作品です。
偶然ですが僕は1996年製を当時、新品で購入して弾いていました。明るくてカラッとした『いかにもスペイン』という色気のある音色でとても気に入っていたけど、コンディションが悪くなり、残念ながらいまは手元にありません…。
石田先生のは音が太くてしっかりとした、状態も良いものでした。製作家の予備知識もなく、音で選んだそう。さすが目利き!
レッスンの途中に伺ったのにお話しも楽しく、つい長居してしまいました。僕はギター談議もできて楽しかったけど、石田先生はレッスンでお疲れだったかも。
また新しい曲も練習します!…演奏会の予定はないけど。