レッスン用に購入したLarriveeのOM-10。半年探してようやく見つけたもので、1993年製です。
音は抜群によかったけど、中古での購入だったので不具合もありました。
ナットの3弦部分が長年の使用で摩耗して低くなりビビリが出ていたのを、前のオーナーは紙を挟んで対処していたのです。う~ん、これではギター本体にしっかり振動が伝わらず良い音が出ません。
そこで、親しくしているギター個人製作家にメンテナンスを依頼しました。
弦の上に載せてあるのが取り外した古いナット。LarriveeのナットはTUSQ(タスク)という人工素材で作られているので、経年変化で茶色く変色しています。
新しいものは、天然素材の牛骨で作り直してもらったので真っ白!
弦の押さえ心地は楽になり「シャラーン」とさらに良く響くようになりました。きちんとプロに調整してもらったので弾き易くなった。
これで生徒さんたちにも『良いアコギの音』を聞いてもらえるはず。レッスンで弾くのが楽しみです。