40代半ばの男性の生徒さんから耳コピの依頼がありました。『好きな曲』と言うより『大切な時間を思い出す曲』だそう。
職人さんなので仕事の時間が長く、休日も納期に合わせて不安定ですが、コツコツと積み重ねる真面目な方なのでギターの腕前は順調に上達しています。
レッスンが終わってお喋りしていると『ある曲を聴くと、自分の人生の中の特定の場面を思い出すことがある』という言葉から、彼の思い出話になりました。
現在の職場に高校を卒業してすぐに住み込みで働き、技術を身につけられたとか。 職人の世界でのつらい修行生活やホームシック。週末に実家に帰たとき家族の温かさを感じてホッとしているときにテレビから流れていた曲だそうです。
名古屋テレビで放送されていた『オジャマンないと!』という深夜番組、名古屋のローカル番組ですね。そのエンディング・テーマとして流れていた高原兄(たかはら けい)のバラードです。
■高原兄 『My Sweet Heart』
高原兄をご存じない方も多いと思いますが、『羞恥心』など島田紳助がプロデュースしたユニットの楽曲で作詞(紳助)・作曲(高原)のコンビを組んだことは有名です。
耳コピ完了!
コード譜の他に、イントロのタブ譜と難しいポジションのコードダイアグラムも作成。
これで大切な『思い出の曲』がギターで弾ける、と大変喜んでいただけました。
これからもギターを楽しんでください!
生徒さんからの依頼で、出版されていない曲を耳コピして楽譜やコード譜を作成することがあります。その場合、販売はせず差し上げています。
生徒さん以外にお譲りしたり、耳コピのみの依頼をお受けすることはできませんことご了承ください。