僕は「ギターを弾く」のが好きだけど、それに留まらず「ギター本体」にも興味があって大好き。
名古屋よりも多くのギターが見られる東京・大阪の楽器店を巡ったり、ギター関係の書籍もこんな感じ。僕の書庫には楽譜だけでなく、ギター関係の資料もズラリと並んでいます。

アコースティック・ギターの構造と科学
そんな僕が最近購入した書籍。発売前に告知を見てすぐに予約しておいたから、発売日の翌日に届きました。
薄いビニールでパッキングされているのは珍しい。高価な本なので、傷や折れ曲がりがあったらが気になるから嬉しいところだ。

著者はアーヴィン・V・ソモギ。アコースティックギターの個人製作家としては世界最高峰の方です。
フィンガースタイルのギタリスト、中川イサトが弾いているのを見てからこのギターに興味を持って、ギター雑誌の記事や楽器店のサイトで情報を見ると細かく読んでいました。
一般の方にはおそらく馴染みのないソモギ氏。どんなギターを製作されているか、まずは見てみてください。
ソモギ氏はアイデアが豊富で1本いっぽんのギターでどんどん進化していて、それぞれに違いがある1点ものであるというところが大量生産するメーカー製のギターとは違った魅力です。
過去に、東京のBlue-gでソモギを代表的なモデル「MD(Modified Dreadnought)」、大阪の三木楽器では小ぶりな「00(ダブルオー)サイズ」を試奏したなぁ。久しぶりにソモギの動画を見ていたら、試奏したときに入手しなかった後悔が。
現在は中古でもかなりの価値になっています。
さて本の内容は
ギターの各パーツの機能や構造、物理的な考察、木材の特性、装飾に関する考え方などが書かれています。
アコースティックギターマガジンの創刊号(1999年)〜2020年まで連載していた「アコースティック・ギターのメカニズム」をまとめた書籍なので、各項目が短く区切られて完結しているからから読みやすい。
最初からすべてを読むのではなく、興味のある項目から読み始めるというのも良いと思います。

先日、生徒さんから「なぜギターにはサウンドホールという穴が空いているの?」なんて質問されたけど、この本を読めば「サウンドホールの必要な理由」や「穴の大きさで音が変わる」なんてことも分かります。

ハードカバーの本は黒地にタイトルなどが入ったシンプルな装丁で辞典のようだけど、初版限定でソモギが製作したギターの美しいロゼッタ(口輪)をあしらった「丸穴空き三方背ケース付き仕様」になっています。

まとめ
ギターを弾くのは楽しいけど、ギター本体のことも知るとより楽しくなりますよ。
詳しい内容はリンク先の目次が見られるから、ぜひチェックしてみてください。
