8月からアズール・ギター教室で習い始めた60代の生徒さんが、クラシックギターを購入されました。
あれ?少し前にもこの方のギター購入の記事が載ってなかった?…と気づいたあなたは立派なブログ愛読者!実は9月にも購入されたギターを紹介した方なんです。
じゃあなぜ、再びご紹介するかというと…。
なんと!クラシックギターを2本同時に購入
実はこの生徒さん、同時に2本のギターを購入されたんです。自宅と実家の2ヶ所でギターを弾くため、先にご紹介した「桜井河野」と、今回の「桜井正毅」を。
ブランドは違うけど、両方とも「河野ギター製作所」で製作された有名なクラシックギターです。
購入されてすぐのレッスンで『弾いてみてください』と新品のギターを手渡されたので、ありがたく試奏させていただきました。
ギター試奏のとき、最初にすべき事
糸巻きは日本が誇るGOTOH(後藤)の510シリーズは、さすが最上位機種だけあって動作が滑らかだ。
「510」という品番は「後藤」と読めるけど、オヤジギャグではなくメーカーの自信の表れなんだろうね。
ここでひとつ、ギター試奏のアドバイスを。
楽器店で試奏するときって、お店の方がチューニングをしたものを渡してもらうことが多いよね。でも少し緩めて、改めて自分でチューニングしてみましょう。
自分自身でチューニングをすることで、ギターの状態や糸巻きの調子、ナットの滑り具合など多くのことが分かります。
不具合を発見 (泣)
さて、生徒さんから『ギターの状態をチェックして欲しい』との要望があったので、音階やヴィラ=ロボス「プレリュードNo.1」を弾いてみたら、4弦のハイポジションに音の詰まる部分を発見…。
フレットの高さが一部、適正ではないようだ。その他に不具合はありませんでした。
もちろん購入後に不具合を見つけても、修理・調整で直るものであれば、まあ問題はありません。
生徒さんは購入した楽器店を通じて、製作したメーカーに不具合の解消を依頼されました。
購入前にしっかりチェックを!
ただし、購入後の修理には費用負担が発生することがあるから、できるだけ購入前にしっかりとチェックをしましょう。
僕は『試奏して持ち帰ったら自分の責任』と考えるようになった苦い経験…いや、良い勉強を20歳のときにして以来、気を付けています。
数週間の修理期間後
修理・調整から戻ってきたものを、また弾かせてもらいました。ワクワク!
ギター好きの僕にとっては楽しい時間。どんなふうに調整されたのか興味津々だ。
音がキレイに伸びる~。製作した工房で調整やパーツ交換してもらったおかげで、音の詰まりは解消されていて良い調子でした。
その他に不具合が無いことも再確認でき、生徒さんはホッとしたようでした。
まとめ
生徒さんが新しいギターを手に入れられ、楽しそうにしている姿を見ると僕も嬉しいです。
これらのギターを存分に弾いて、しっかりと弾けるようにしていきましょう!応援しています。
ギター選びについて
ギターは同じ型番でも、1本いっぽん状態や音が違うから慎重に選びましょう。
ギター選びに不安のある生徒さんには、メーカーや機種の説明などしますので何でもお尋ねください。また必要があれば、良いギター探しのお手伝いもします。