クラシックギター教室

クラシックギターの修理や調整

2015年10月9日

以前に鳴海教室(名古屋市緑区)に通われていた生徒さんから、久しぶりに連絡がありました。

お仕事をされている時に通っていただきましたが、定年退職された後も自身でギターを続けられていたそうです。基礎をしっかり作っておくと、自分の力で様々な曲を弾けるのが良いですね。

現在はクラシックやジャズを弾いて楽しまれているようです。

今回は『15年ほど愛用しているクラシックギターからハッキリした音が出なくなり、ビリつき音もあって気分がノラないので直したい』とのご相談でした。

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1994年製のCasimiro Lozano(カシミロ・ロサーノ)。スペイン製の手工ギターで、カラッとした明るい音だったのを覚えています。

大切に弾いていたようだけれど、やはり年月が経つとバランスが崩れたり消耗する部分もあるもの。人間の体と一緒で、ギターを良い状態を保つには適時メンテナンスが必要なんです。

 

修理を手配

素性の良いギターなので手を入れれば改善するはず…ということで、僕がいつもお願いしている凄腕リペアマンに調整を依頼しました。

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サドル(弦が乗っている白い部品)は弦の振動をボディーに伝える大切な部品です。高さや弦の乗る角度を考慮し、新しいものに作り替えました。

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弦の上に乗っているのが古いサドル。長年の使用で擦り減っていたようです。

ナットも交換しました。これでビビリ音がなくなりました。

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どちらも画像がピンボケでスミマセン…修理はバッチリですのでご安心を!

 

修理完了です

数週間お待ちいただきましたが、無事にお渡しすることができました。

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教室でチェックして頂きましたが、自宅に持ち帰られてからも嬉しくてたくさん弾かれたよう。

改めて『音がハッキリして、クリアで大きな音になった』と、お礼のお電話を頂きました。

これからもギターを楽しんでいただければ、僕も嬉しいです。

ご了承ください

ギターや関連グッズに関するアドバイスは、これから入会される方、受講中の生徒さんへのサービスとして無料で行っています。
ただ、当教室は楽器店ではありませんし、楽器販売を目的としたギター教室でもありませんので、一般の方からの質問・相談はお受けしておりません。

 

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!