個人的なこと

ギターの買い替え、グレードアップについて~「好き」と思えるギターで弾こう!

2021年12月15日

生徒さんからギターの買い替えについて相談されることが、ときどきあります。

ギター本体も大好きな僕にとっては、ギター話も楽しい時間なんです。

 

東京ギター探索記の反響

先月の記事『東京ギター探索記』は、いつもより生徒さんからの反響が多かった。熱心な生徒さんが増えてるからかな。

東京でギターを探索

それにしても東京ではよく歩いたよ。大手楽器量販店がたくさんあるし在庫量も豊富だったから楽しい。名古屋にも系列店はあるけど、やっぱり質や量が全く違う。

また、小さなギター専門店では、名古屋では見ることのない個人製作家のギターも多く見られました。

ブログ記事の感想あれこれ

レッスンの時に
『ギターって値段でそんなに違いがあるんですか?』
と質問された方には、僕のギターと教室の備品ギターを聴き比べてもらったり、弾き比べてもらったりしたら、『確かに違いますねぇ』って納得されていました。

他にも
『私もギターを買い替えました』
という方や、
『今週、記事にあった東京の楽器店に行って2時間半くらい試奏してきた』
という強者(僕より長い時間弾いて…熱心ですね!)もありました。

『カレーが好きなんですね!』って言われた時はチョット困ったけど(笑)

ギター教室のギター

ギターの買い替え、グレードアップについて

このまま楽器店紹介するのもなんなので、ギターのグレードアップについて書いてみます。

前提として

当ギター教室では、特定のギターブランドや価格帯などの推奨や指定をしていません。お好きなギターをお使いください。

また、楽器店付属のギター教室ではないから、特定の売りたいギターをオススメするということもないし。どこで購入していただいても大丈夫です。

ご自身で「良いギターと比べても違いが分からない」「必要ない」と思う方は急いでグレードアップなどせず、そのままで良いと思っています。

ギターのグレードアップ時期

ギターを始める時に入手したものは「ギターが弾けない自分が選んだもの」というケースが多いですよね。

最初のギターはそれでも構わないけど、弾けるようになってくると「もっと音がしっかりと出て欲しい」とか「もっと弾きやすいギターが良い」となってくるものです。(最初からスゴイモノの方もいらっしゃいますが)

「生徒さんの使っているギターがレベルに合わなくなってきた」と思ったときは、僕からお話しすることもあります。

イメージとしては『小学1年生の教科書』を小学2年や3年になっても『壊れてないから』と使い続けてるような違和感を感じたときに。

もちろん、無理に替えて欲しいわけではありませんよ。

基本的には「好きと思えるギター」で

僕は今まで「1年後に新しいギターを入手しよう」などと考えたことはなく、自分のギターの性能が十分でないと思った時や、「好き」と思えるギターに出会ったときに買い替えたり入手してきました。

「部屋に置いてあるだけ嬉しい」「好きなアーティストと同じデザインだ」「音の響きがキレイ」。こんな風に思えるギターで弾ければ気分が上がるし、上達の助けになるのではないでしょうか。

なんだか上手く選べてないとき

ギターを上手く選べなかった方をみていると共通点があって、「定価の〇%引きだったから」など楽器としての評価ではなく、価格や値引きで選ばれることが多いです。

音が良くなかったり、弾きにくそうにされているのでチェックしたら、買ったばかりなのにネックが反ってたり、弦高が高過ぎるなどの瑕疵があったり。それではギターを弾く楽しみが減ってしまうから残念ですよね。

もちろん、しっかりとギターを見極めて、「値段の割に質が良いギター」と判断できた場合は良い結果が得られます。

なので、ギター自体をしっかり見て選びましょう!良く分からないときは、レッスンの時にご質問くださいね。

 

まとめ

ギター選びは、楽しくギターを弾くうえで大切です。

知り合いのギターを弾かせてもらったり、楽器店で試奏したりして「良いギターを知る」ことをおすすめします。

……って、東京にギター探索に行って自分がギターを増やしてしまったのはナイショ!

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!