クラシックギター教室

ギター工房で弾き比べをしてきました

2016年11月22日

個人製作家の工房にお邪魔して、クラシックギターの弾き比べをしてきました。

先月はクラシックギター専門店で、いろいろな国の製作家のものを弾き、お国柄や個性の違いなどを比べたけど、今回は同じ製作家が同じ時期に製作したもの。

ズラリと並んだ、出来立てのクラシックギターが6本(!)。順番に試奏していくと、音に重みがあるものや、カラッとした音のものなど様々。高音と低音のバランスなども、1本いっぽん違うから面白い。

でも、ただ弾くだけじゃなく、その1本いっぽんに対してコメントを求められるのでドキドキです。熱心な製作家なので、しっかりとメモを取られるし。責任重大だ。

今回コメントした中で、『そういう指摘は珍しい』と言われた件があった。ここ2年くらい、ヴァイオリン奏者の石田先生に合奏していただいているおかげで、僕のギターに対する聴き方や見方、弾き方も変わってきたみたいだ。

演奏する側も、製作する側も、勉強は続きます。

製作した方を前にして弾くのはプレッシャーがあるけど、こういうことを10年以上も続けられているのは、非常にありがたいことです。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「多くの方にギターの楽しさを知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立しました。

ギターを弾くことやレッスンすることが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物です。