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アコースティックギター教室 生徒さんのギター

30代の女性がピックギターを購入!〜LOAR「LH-700」

2024年8月27日

アズール・ギター教室に通われている30代のご夫婦は、それぞれ仕事の終わる時間が違うから、同じ日に別々の時間でレッスンを受講されています。

好みの曲も違うしね。旦那さんはアコースティックギター、奥様はエレキギターだ。

LOAR LH-700 ピックギター

ピックギターで古いアメリカ音楽を!

ふたりともギター自体にも興味があるようで、ときどき使用するギターが変わります。

当ギター教室に通い始められて3年半くらいだけど、奥様だけで4本目(笑)ギター好きな僕のせいではないと思う…多分。

LOAR ( ロア ) / LH-700 Vintage Sunburst ピックギター

最近はレッスンで古いアメリカ音楽を弾いていたから、ジャズなどでよく使われる「箱ものギター」に興味を持ったみたい。バイオリンのような「Fホール」を持つピックギターを入手されました。

「ピックギター」とは、ピックアップの付いてないフルアコのこと。「古き良きアメリカ」を感じる素敵なデザインのギターだ。

I Don't Want To Set The World On Fire

生徒さんはFallout (フォールアウト) という、核戦争後の世界を舞台にしたロールプレイングゲームで流れているのを聴いて、この曲を好きになったんだって。この楽曲は3作目の主題歌。

「世界に火をつけたいわけじゃない / ただあなたの心に火をつけたいだけ...」という歌詞で始まるポップソングで、リリースされたのは1941年。

生徒さんは五線譜が読めないから、僕がメロディー譜をタブ譜に変換したら『これなら弾ける!』って喜んでもらえました。

あとはコードやダイアグラムも書き込んで、2人で「メロディ+伴奏」のデュオ演奏ができるよう仕上げました。

ギタータブ譜 I Don't Want To Set The World On Fire

ギターの紹介を続けましょう!

LOAR(ロア)というメーカーの「LH-700」というモデル。以前から気になってネットで見ていたら、大幅値引きされていたからポチッたって。

モノクロにしてみたら古いギターの感じが出て良い雰囲気に。生徒さんの画像で遊んでゴメンナサイ!

ピックギターを弾く女性

カラーは王道のVintage Sunburstで、メイプルの裏板にもアーチがかかっていてカッコいい。

LOAR LH-700 ピックギター バック

ヘッドにはキラキラしたインレイが入っていてキレイだ。

LOAR LH-700 ピックギター ヘッド

ネックは古い時代のギターでよくあるVシェイプ。僕のCollingsのアコースティックギターもVシェイプだけど、これはかなりスゴイ角度だぞ。まるで三角形!

一見すると弾きにくそうで心配だったけど、実際に弾かせてもらったら意識せずにちゃんと弾けた。

LOAR LH-700 ピックギター ネック

音はパリッとした感じでサスティーンは少なめ。コードをシャキシャキと歯切れよく弾いてメロディーも混ぜ、やっぱりジャズのスタンダードを弾いちゃった。

まとめ

弾く曲に合わせて生徒さんのギターが変わっていくのは、レッスンしている僕としても面白い。今回は、珍しいギターを弾かせてもらえたし。

新しいギターもしっかり弾きしましょう。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表。名古屋生まれの名古屋育ち。

「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、1995年に4年間務めた一般企業を退職しアズール・ギター教室を設立。
現在も、名古屋市と知多市の5ヶ所の教室運営やレッスンを行う。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!