最近、鳴海教室(名古屋市緑区)にもソロギターのレッスンを希望される新入会が増えてきました。
今回は、奥様とともに見学にいらっしゃった40代の男性のこと。
ソロギターを弾きたい
『ソロギターを独学で弾こうとしたけど、上手くできなかった』とのこと。ピアノを弾ける奥様の勧めもあって習ってみようと思ったそうです。
確かに、ソロギターはメロディーと伴奏を一人で弾くことになるから、独学では練習の道筋を見つけるのですら大変ですね。お任せください!
弾きたい曲をお聞きしたり、レッスンの進め方を提案したり、僕がソロギター(フィンガースタイル)を好きなことを話したりで盛り上がり、次週から受講されることになりました。
初レッスン日
翌週、レッスンに新品ピカピカのハードケースをお持ちになりました。
あれ?確かギターはYAMAHAをすでに持っているとお聞きしていたけど…。
そのケースにはアコースティックギターの老舗メーカー「Matrin」のロゴが輝いているのを見逃しませんでしたよ。僕はギター大好きだからね!
入会を決めたらギターを新調
お持ちになったギターについて尋ねたら、ギターを習うと決めたら長く使える良いギターにグレードアップしたくなって、そのまま楽器店に行ってきたそう。
『店員さんに何本か出してもらい、弾き比べて決めました』ってニコニコ!
気分の上がるギターで弾けば、上達の速度も上がりますね。
Martin 000-18
Martinはアメリカの老舗ギターメーカーで、創業は1833年…日本が江戸時代の頃ですね。
000-18はその定番モデルのひとつだけど、時代の音楽的な要求や環境などに合わせて、モデル名は変わらなくても細かい仕様変更が行なわれているんです。
お持ちになったこの000-18は、2018年にモデルチェンジしたばかりの新仕様だったのでギター好きとしては興味津々だ。
裏横板がマホガニーという木材で作られていて、明るくて軽めの音色が特徴です。
ヘッドのロゴが昔のデカールっぽくなっていたり、ペグがヴィンテージを意識したデザインのものになっていたり。
詳しく知りたい生徒さんは、レッスンのときにお尋ねくださいね…長くなるから要注意だけど。
仕様変更でナット幅(弦の載ってる白い部品)は42.9mmから44.5mmに拡がったので、指を細かく動かすソロギターに合っていると思います。弦を押さえた指が、隣の弦に当たりにくいからね。
ちなみに僕の使用しているアコースティックギターのナット幅は全て44.5mmくらいです。何本持っているかって聞かないで…(汗)
まとめ
初回のレッスンは【簡単な指のトレーニング】と【ビートルズ「Yesterday」のメロディー】をお教えしました。
課題曲の模範演奏も録音したから、家でもうまく練習できそうですね。
素敵なMartinでソロギターが楽しく弾けるよう、しっかりレッスンを組み立てて進めていきます!