何人かの生徒さんからギター買い替え相談を受けていたので、情報収集のために名古屋市内の楽器店に出かけてきました。
楽器店内のギターを見た後にアクセサリー売り場へ。おっと、ギター雑誌で見て気になっていたピックが目に入ってきたので、さっそく購入しました。
MASTER8 JAPANのピック
半透明の個性的な色と質感は結構好きかも。「柔軟性(弾性)」「形状記憶性」「耐摩耗性」に優れた特殊プラスチックを採用しているそうだ。
さらっとした素材で手に馴染みます。
左)INFINIX HARD POLISH with RUBBER GRIP TRIANGLE 0.8mm
アコースティックギターのストローク用にしました。
右)INFINIX HARD POLISH with RUBBER GRIP TRIANGLE 1.0mm
エレキギターでメロディーを弾くのに使います。
表裏にある模様はラバーはデコボコしていて手に吸い付くような感じ。今までにも滑り止め付きピックは何種類か使ってみたけど、それとは別次元と言えるくらい滑り止め効果があります。
初心者によくある、「ギターを弾いていると、ピックが回ってしまう」という悩みに特にオススメです!
三角の角が通常のものよりシャープでなので、ハッキリとした音です。ピックは定価100円のものが多いけど、これは150円(税抜)。通常の1.5倍だけど、この品質なら買う価値はありますよ。
これを製造しているのは岐阜県郡上市にある『池田工業』で、ピック製造では国内唯一の専業メーカーだそうです。工場見学してみたいなぁ。
お試しセットを発見!
【トライアングル型】と【ティアドロップ型】を色んな厚みで試すと、自分の好みのものが見つけやすい。実際に使わないと自分にどれが合っているかは分からないからね。
ピックの思い出
そういえば、ピックで思い出した事があります。それは大阪で『お高めのアコギ』を購入した時のこと。
応対してくれた店員さんは『コテコテの関西人』といった気の良い方だったけど、1円も値引きしてくれない…。大阪は値切ってなんぼじゃないのね。
そこで、結婚式でよくある、新婦が新郎にケーキを食べさせるときの司会者ノリで、「せっかく名古屋から来たんだから、弦とかサービスしてね。気持ちは量で表現してね!」とお願いしてみた。
我ながら『良い感じで言えたな』って思っていたけど、そこはさすが関西人、返しが上手い!数セットの弦と一緒に、「これをどうぞ」って言いながらピックを1枚渡してくれました。
老舗ギターメーカーMartin社のロゴ入り。アメリカのマーティン・ミュージアムで購入したものだそうです。このサービスにはさすが関西人って思ったよ。
どこが「さすが関西人」かって?
僕の要望通り『気持ちの大きさ』がしっかり入ってたから!これじゃあデカ過ぎて弾けないけどね(笑)やっぱり関西はオチが大事なのかな?
まとめ
ピックは素材や厚みで、弾き心地や出てくる音が違います。
消耗品だし安価なので、何種類も試して自分に合うピックを見つけてくださいね。