イベント情報

『人前で演奏する』ことのススメ

2016年5月16日

アズール・ギター教室では【生徒さんの交流会】【発表会】など、生徒さんたちの演奏や交流の場を持っています。

なぜ、わざわざ人前で演奏する機会を作っているんでしょう?

中には『人前で演奏するなんて、聞いただけでもドキドキする(汗)』という方もあるかも知れませんね。確かに家でひとり気楽にギターを弾いているだけなら気楽なのに。

面倒なことに一歩踏み出してみる

ギターを習って弾けるようになってきたんだから、人前で弾く機会を持ってみよう!と、教室では自由参加のイベントをいくつも企画しています。

でも、なぜわざわざ人前で演奏する機会を作っているんでしょう?

一番大きな理由は『ギターを弾くのが楽しくなって、上手くなる』から。特に、同じ趣味の仲間ができると、ギターを弾くのがより楽しくなります!

 

緊張をしない方法

でも、人前で演奏すると考えた時に壁になるのが【緊張】ですよね。

生徒さんから『緊張しない方法はありませんか?』と尋ねられることがありますが…見つけたら教えてください(笑)僕はいつも緊張してしまうので!

ただ、緊張にも【良い緊張】【悪い緊張】があると思います。

僕が思うに、練習や準備を十分にしてあるときは緊張感を持ってしっかりと弾けるかな。緊張した状態でも弾けるくらいにしておけば、『不安に駆られて失敗する』なんてこともは防げるだろうし。

逆に練習不足だと、不安になって【悪い緊張】にとらわれてしまいます。

それと、人前で演奏した回数は大切です。誰でも初めての事は緊張しても、5回・10回と回数を重ねていけば慣れてきます。もちろんいつまでも緊張はするけど、その状況に慣れてきます。

ギター教室の生徒さんなら、最初はレッスンを受けるというだけでも凄く緊張しただろうけど、回数を重ねていくとそれ程の事でもなくなっていますよね。

 

期限があると弾けるんです!

例えば『〇月〇〇日に人前で弾く』という締切があると、けっこう頑張れます。忙しくても、何とか完成させようとするからでしょうね。

レッスンだったら『いや~、仕事が忙しくって。あんまり練習できませんでしたよ~』なんて言い訳できても、やっぱり人前に立つときは言い訳できないから。

それが分かっているから、練習時間が少なくても練習の質が上がるし、練習を終わろうとしたときに『もう1回、弾いておこうかな』なんて気持ちが起こる。そういう小さい積み重ねが上達につながっていくんです。

『100回の練習より、1回の本番』という言葉もあるし。もちろん本番のために練習はしっかりしておきましょう!

 

演奏し終わった後のお酒は美味い!

と、多くの生徒さんが言っています(笑)。みんなでワイワイするのが楽しくて、イベントに参加する生徒さんもいるくらいだから。

演奏前には暗い顔で『どうして"発表会で弾きます!"って言っちゃったんだろう~』なんて言っていたのに、その後の打ち上げでは『次は何を弾こうかな~』なんて笑いながら言っている生徒さんを何度も見かけます。

緊張からの緩和は心地良いのです。頑張ったからこそ楽しい!

 

聴衆参加について

生徒さんの中には『自分は演奏したくないけど、他人の演奏は聴きたい』と聴衆参加を希望する方もあります。

確かに他人の演奏を見て得ることもたくさんあるだろうし、同じギター教室で習っている生徒さんがどんな曲を弾いているのか参考にしたい気持ちも良く分かるので、教室のイベントには聴くだけ参加もOKのものもあります。

また、お互いに弾いたり・聴いたりをテーマにしたイベントもあります。その場合は、参加者は全員演奏します。『演奏しなくても参加できます』と募集をすると、『人前で演奏しよう』という決心ができなくて『じゃあ今回は、聴くだけで…』と消極的になって人前で演奏する機会を失ってしまうから。

今までの僕の経験上、言い訳をして人前で演奏するチャンスを失うと、その次も失う可能性が高いんです。

 

今後のイベントについて

ご意見・ご要望などありましたら、代表:山口直樹に直接、もしくメールでお知らせください。

みんなでギターを楽しみましょう!

 

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!