アコースティックギター教室

Ovation(オベーション)というギター

2014年7月8日

Ovatio(オベーション)というギター、見たことありますか?

20年くらい前までは、海外のバンドがアコースティックバージョンを演奏する時などによく目にしたんだけど。独特のルックスに憧れていたけれど最近あまり見ない。僕の好きなギタリスト渡辺香津美も使っていたし。尾崎豊が使っていたことでも有名です。

 

ovation_1778

ボディの両脇にあるサウンドホールに付いた、木の葉のようなエポーレットという飾りがなんとも魅力的。カタログを何度も眺めていたけれど、木材ではない丸いボディに違和感があって、使い道が見つからず購入には至りませんでした。

Ovation_Back

飾っておくだけでも十分楽しそうだけど、やっぱりギターは弾いてナンボだから。

 

有名なギタリストも使用

僕がオベーションを初めて見たのはLarry Coryell (ラリー・コリエル)が弾いているところだった…と思って探してみたら、クラシックギタリストの山下和仁と共演した動画を発見!

Kazuhito Yamashita & Larry Coryell - Winter 1st Movement

有名なヴィヴァルディ『四季』がギター2重奏版になっています。2人ともすごい早弾きだ。

 

preston reed [ladies night]

あと、僕の大好きなフィンガーギタリストはパワフルに弾いています。とても一人で弾いているとは思えないぞ。

ネックが通常より2フレット分長く作られたPreston Reedモデルが発売されていたような。このギターの表面板はカーボングラファイトという薄くて硬い特殊素材で作られているから、こんなに叩いても大丈夫なのかな?

Preston Reedの演奏は今池のパラダイスカフェ(名古屋市千種区)で生で見ました。ギターが小さく見えるのは本人がとても背が高いからで、176cmの僕でも見上げるほど背が高かった。

懐かしくて情報を見ていたら、輸入元のホームページで悲しいお知らせを発見…ガーン。

 

U.S.A.オベーション生産終了のお知らせ

オベーションでございますが、ニューハートフォード・ファクトリーの閉鎖に伴いまして、アメリカで生産されている、U.S.A.オベーション・ギター(アダマス・シリーズ含む)の生産を終了させていただきます。

ああ、何ということでしょう。大好きなデザインだけど…買う予定はなかったけど…生産中止と言われると欲しくなる。

使い道が考えつかないし…使わないギターを買うのも…でも憧れのギターだし…と悩むこと1ヶ月。

 

一気に大人買い!

やはり、ここ逃す手はないと一気に大人買いです!ジャジャーンと3本も…買いすぎ?

ovation_1

左)Custom Elite C2078LX-RTD
中)Traditional Elite 1718-1
右)Adamas

ずらりと並んだギターは何とも素敵な光景だ。

やっぱりカッコイイ…って、本物だったらもっと素敵なんだけど、すべて1/8のフィギュア。鳴海教室(名古屋市緑区)に飾ってあるけど、生徒さんたちも興味津々で話のネタになりました。

adamas

質感も本物に近く、サウンドホールはちゃんと穴が空いていて、中のラベルまで再現されている。小さくて(?)弾けないけれど、良くできていて大満足!

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!