今年6月にイギリスに注文していたペグが、ようやく届きました。もう10月だよ~。
ペグは、ギターのヘッドに付いている弦を巻き取るための重要な部品です。音にはほとんど影響は無いけど、素敵なデザインのものは見るだけで気分が上がるし、性能が良いと巻き取りがスムーズでチューニングしやすいんです。
Robson Tuners(ロブソン チューナー)はイギリスのメーカーで、日本に輸入代理店がないから製作者に直接オーダーしたけど、注文や仕様変更など慣れない英語でのやり取りが大変だった。
個人輸入の恐怖
しかも7月に納品される約束だったのに届かず、連絡もない…。代金を支払うところまではスムーズにメールのやり取りが進んだんだけど。
あまりにも連絡がないから心配になって、ホームページにある製作者本人の番号に電話してみたら、『この電話番号は使われていません』みたいなガイダンスが流れる始末。携帯にかけても留守電になって出ないし、Facabookを探したら最近は更新していない。完全アウトじゃない?
ああ、個人輸入のトラブル、恐るべし。
留守電を聞いたようで、しばらくしたらメールで『発送したけど届いていない。なら新しいものを送るよ』的な返信があった。不信感…。
なんとか届いたから良かったけど。生徒さんにその経緯を話していたら『本が書けそうですね!』なんて言われてしまったよ。
とは言え、苦労して手に入れただけに喜びも大きい。
ハンドメイドで高精度、仕上がりが美しくデザインも気に入っています。
ペグボタンは特注でスネークウッド(Snakewood)という貴重な木材を使用してもらいました。蛇の鱗のような杢目が特徴の希少材。
一般的にはギアの部分にカバーが付いているけれど、これはギアが見えるタイプ。この形が好きなんです。
Robson Tunersはあまり知られていないメーカーだけど、高級エレキギターとして有名なポール・リード・スミス(Paul Reed Smith、PRS)が製作するアコースティックギターの上位機種にも採用されている優れものなんです。
どう?素敵でしょ!やはり良いペグはギアの動きがスムーズだ。ギターへの取り付けが楽しみです。