午前中にクラシックギターを試奏した後、鶯谷駅から楽器の街「お茶の水」へ移動です。
ちょうど昼ご飯どき。ただいまスープカレーがマイブームなので電車内で『どこで食べようかな~』なんてスマホに夢中になってたら、乗り換えるはずの秋葉原駅を通過…ああ(泣)
でも、戻るために次の神田駅で下車したら、こんなポスターを発見!神田が日本最大級のカレー激戦区なのは知らなかった。
偶然とはいえ何かの縁。ならば神田で美味しそうなカレー屋を探そうと、そのまま駅を出ました。
薬膳出汁カレー「時計仕掛けのスパイス」
駅周辺をウロウロしたらいくつもカレー屋を見つけたけど、何だかしっくりこない。15分くらい歩きまわって、ついにピンと来たのがこの看板でした。
ガヤガヤした雑居ビルの3階にあり怪しそうだけど、この圧の強さに惹かれます。
登っていく階段には野球選手の写真が隙間なく張られているディープさ。(これは2階のベースボール居酒屋のものだと後で分かったけど)
3階に着くと黒を基調にした内装でカレー屋っぽくはなく、10席(カウンター6席とテーブル2席×2)のこじんまりとしたお店でした。
店内のポスターには「油、砂糖、化学調味料、小麦粉、添加物 不使用」と書いてあり、薬膳の文字にも期待が持てます。
でもその横には
「ワンオペなので調理中は呼ばないで」
「何度も呼ぶ方は退店していただきます」
の張り紙もあって、こだわりの強い店主なのかとドキドキ。
でも、オーダーを取りに来た店主さんは、声のトーンが低めの穏やかな方でひと安心。しっかりと調理してるからワンオペで大変なんだと納得でした。
山椒牛豚キーマカレー&サグチキンキーマカレー
2種盛りもできるとのことなので注文したら、こんな感じで出てきました。
女性のお客さんから「インスタを見て来ました」という声が聞こえてきたけど、たしかに映えそう!
2種類ともベースの味から違うから、かなり手間をかけて作っているみたい。
ライスは十六穀米かターメリックバターライスから選べます。次に来たお客さんには「ターメリックバターライスだけで、残りは2食分です」と言っていたので、完売する人気ぶりがうかがえました。
店主さんは調理の手が空いたら出てきてお喋りもされ『以前は原宿で薬膳出汁スープカレーの店をやっていた』って。それが薬膳出汁スパイスカレーとして進化したそう。
店主さんの創作料理という感じで、あっさりとして胃もたれしない優しい味でした。
偶然にも面白いお店に出会えてよかった。
北海道スープカレー Suage 丸の内店
ついでに夜ご飯もご紹介を。どんだけカレーが好きなんだって言われそう。
こちらは事前にチェックしておいたお店。東京駅から地下で直結している、お洒落なビルの地下にある札幌発のスープカレー専門店suage(すあげ)へ行ってみました。
チキンレッグと野菜カレー
初めてだったので、ベーシックなメニューを注文。スープも5種類から選べるけど定番のSuageスープで。もちろん、ご飯は大盛りだ!
辛さは選べるようになっています。警戒して「おすすめの中辛」にしたけど、辛いモノ好きには足りなかった…。もう2段階上げても大丈夫そうだ。
さすが人気店。立地が良くてオシャレな雰囲気だし、ホームページも綺麗で見やすくて味は安定してる。
万人受けしそう。感想は「普通に美味しかった」です。
まとめ
僕としては、個人店でこだわりが強くて、尖ったところがある方が好みかも。選ぶギターと同じかな。
1日中東京をめぐって、生のギター情報(カレー情報も?)を得ることができて楽しかったです。
ギター探索話はまた次回に!