アコースティックギター教室 クラシックギター教室

東京ギター探索記2021.12~クラシックギターやアコースティックギターの情報収集に

2021年12月25日

先月に続いて、また東京へ。ギターについてもう少し生の情報が必要になったから、今回は山手線沿線の楽器店巡りをしました。

 

クラシックギター専門店AURA

鶯谷駅から徒歩10分のアウラには、先月も訪れたから「また東京に来たんだね!」って感じで店員さんも笑ってた。

クラシックギター専門店アウラ

こじんまりとしたアットホームな感じで、お店の方はニコニコと穏やかで雰囲気が良い。

今回も輸入ギターの部屋に通してもらえました。試奏したのは日本製が4本、スペインに住む日本人のもの(=スペイン製)が1本だ。

国産クラシックギター

ズラリと並んだクラシックギターを順番に試奏していきます。ワクワク。

同じ価格帯の5本を弾いたけど、響き方や弾き心地が全然違う。塗装の仕上げや工作にも差があったから、音以外の部分も注意深く観察しました。

クラシックギターを試奏中

やはり自分で弾いたり見たりすることで、ネット情報では分からない部分が見えてきます。当たり前だけど、ギター選びは実際に弾いてみないと難しいですね。

 

クロサワ楽器 日本総本店

新大久保に移動しました。

日本最大のコリアンタウンと言われる街は、若者たちがいっぱいだ。駅から出るのも大変だった。

クロサワ楽器 日本総本店

ここはMartinの輸入代理店の総本店。『品揃えが豊富なんだろう』と眺めていたら、親切な店員さんが声をかけてくれた。

静かな部屋でMartinの000-28(弦長630mm)とOM-28(弦長650mm)という、同じボディーで弦長の違うギターを比較させていただきました。

Martin OM 000 試奏

000は柔らかくふくよか、OMはパリッと張りのある音色でした。

上位の42グレードの在庫を尋ねたら、『数日前に売れて補充できてない』とのこと。Martinの新品も品不足なようです。

 

TC楽器

次はクロサワ楽器の斜め向かいにある中古楽器の専門店へ。もの凄い量の中古ギターが並んでいます。

まだこの楽器店が「THE 中古楽器屋」という店名の時に来て以来…20年ぶりくらいか?

TC楽器

Martinの最高ランク、D45の特別な木材を使用したものを試奏させていただきました。

 

ドルフィンギターズ 東京 恵比寿店

今度は恵比寿まで移動。ここはアコースティックギターの専門店で、初めて訪れました。

お店のYoutubeチャンネルでいつも観ている席に座って弾くのは不思議な感じ。なんだか楽しいぞ。

Collings、ショップブランドのSwitchMartinのヴィンテージなどを試奏させていただきました。

ドルフィンギターズ 東京 恵比寿店

店長さんは関西の方だけあってよくお喋りされ、ギターについての情報をたくさん聞けました。でも途中で近所のカレー屋情報になってたけど(笑)

やはりここでも、
「米国はコロナの影響でギターの生産量が少なくなってるけど、販売が好調だから日本に入る数が減っている」
「米国のインフレや円安の影響で、来年もギターの価格は上がる傾向だ」
というお話しでした。

やはりギター事情は深刻なようです。

 

まとめ

さすがに東京はギターが豊富だ。と言っても、以前より良いギターが少なかったなぁ。

 

メモ

ギターは同じ型番でも1本いっぽん状態が違うので、慎重に選びましょう。

ギター選びに不安のある生徒さんにはメーカーや機種の説明、検品のお手伝いなどしますのでご相談ください。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!