クラシックギター教室

東京ギター探索記 2022.12~ギターのリペアと試奏

2022年12月5日

10月に依頼したイタリア製クラシックギターのリペアが完了したと連絡がきたので、東京まで引き取りに行ってきました。

塗装のリペア

今年の春に入手したこのギター。日本に到着するまでの間にハードケースの跡が付いてしまったんです。新品なのに、胴回りやネックなどがザラザラして可哀そうな状態…。

ギターの塗装修理前

セラック塗装は塗膜を極めて薄く仕上げられるから、木材の振動を妨げにくくてギターには最適。でも熱や水分に弱いから、白濁したり跡が付いたりしやすいんです。

ギターの塗装修理後

ギター製作家さんが何度も塗っては磨いての繰り返し。丁寧な作業で、6週間ほどかかってピカピカ新品状態に戻してくれました。

破損しやすいけど、補修もしやすいのがセラック塗装の利点なんです。

ああ、これで気分よく弾けます。

 

ギターの試奏も

生徒さんからの依頼があったので、ギターの試奏もさせていただきました。

クラシックギターの試奏

3名の個人製作家さんの5本のギターを弾いたけど、同じ製作家でも音や弾き心地が違うのは面白い。良い勉強になりました。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!