シニアからのギター教室

【Schaller シャーラー】クラシックギターの糸巻きを交換しました

2016年10月10日

長く通って頂いている生徒さんが増えたので、使用されてるギターに故障や不具合がチラホラと見受けられます。

ギターのレッスンだけじゃなく、メンテナンスについても気を配らないといけなくなったな。

 

ギター糸巻の修理

最近、ギターの糸巻の修理依頼が多いぞ。

今回は金山駅前教室(名古屋市中区)に通う60代の女性のクラシックギター。標準サイズ(650mm)よりも小型な610mmのギターで、小柄な方やシニアの方でも弾きやすいサイズです。

この生徒さんは『弦の交換は苦手』とのこと。

レッスン時に交換作業をお手伝いしてたら、なぜか4弦だけが取れないんです。グイグイと引っ張ってもビクともしない。よく見てみると、弦を巻き取るローラー(白い部品)が壊れて弦を噛んでいる状態だった。

クラシックギターの糸巻きが壊れている

このギターは、僕にレッスンを受け始めてから買い替えられたもの。

2006年製なので10年間使用したことになる…ということは、この生徒さんには10年以上通って頂いてるということだ。感謝!

 

糸巻きを新品に交換

糸巻きのローラーは樹脂製なので、経年変化で劣化して割れるのは仕方がありません。

ローラーを1本だけ交換することも考えたけど、しばらくすれば他のローラーも割れるだろう。ギアも傷んでいるから糸巻きをまるごと交換することにしました。

糸巻き(ペグ)は消耗品と考えましょう!

schaller03

糸巻きを外したギターって、なんだか寂しいなぁ…。

schaller04

これはSchaller(シャーラー)社のドイツ製の糸巻き。同じ型番のものに取替えたので、ネジ穴を空け直さなくても良いから手間いらずだった。作業は弦交換を含め小一時間で終了しました。

これからもギターを楽しんでくださいね。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!