1ヶ月ほど前に金山駅前教室(名古屋市中区)に通う生徒さんから、「野呂一生の演奏を目の前で見られるイベントがあるから、一緒に行きませんか?」とお誘いいただきました。
昨年に僕が書いた『野呂一生のバンドスコアを購入した』というブログ記事を覚えていてくれたそうです。何でも書いておくものですね。
知らない情報だったので見逃すところだったので、教えてくださった生徒さんには感謝。もちろんすぐに予約しました!
ところで、野呂一生って誰?
そんな質問を受けそうですね。
僕は20代前半、ラリー・カールトンや渡辺香津美やCASIOPEAといった、フュージョンというジャンルの音楽もよく聴いていました。バンド音楽だけどボーカルはおらず、テクニカルなエレキギターがメインでメロディーを弾いていくので、ギターインスト好きにはたまりません。
ライブ映像を、目を皿のようにして繰り返し見ていた記憶があります。
フュージョン(Fusion, Jazz Fusion)は1960年代後半から現在に至るまでのジャズを基調にロックやラテン音楽、R&B、電子音楽などを融合(フューズ)させた音楽のジャンルである。一般的には、ジャズジャンルから確立されたものの一種に位置づけされている。
~ウィキペディアより
野呂一生は日本を代表するフュージョンバンドCASIOPEA (カシオペア)のギタリスト兼リーダーで、活動休止やメンバーチェンジなどで2012年からはCASIOPEA 3rdとして活動しています。
では代表曲を聴いてみましょう。この繰り返しのイントロを聴くだけで気分が盛り上がります!
CASIOPEA 3rd【ASAYAKE】
野呂一生 ギター&サウンドメイク・クリニック
4月29日。僕のゴールデンウィーク初日は天気が良くてお出かけ日和。会場となる栄(名古屋市中区)にある楽器量販店へウキウキしながら出かけてきました。
野呂一生の演奏は、過去にはテレビやビデオで、現在はYoutubeでよく見ているけど、生の演奏に触れるのは初めてだ。40人限定というイベントだったので、『トップクラスのギタリストの演奏を目の前で見られる!』ってドキドキ。ギター小僧に戻った気分だったよ。
イベントの内容
LINE6社の高性能なマルチエフェクター【Helix】やワイヤレスシステム、スピーカーを使用してのデモ演奏。要するにLINE6の製品を紹介する宣伝イベントです。
このおかげで、ほんの3m先で野呂一生が演奏しているのを見られ感動しました。涙腺が~。
デモ演奏に続いては、70年代からの【使用機材の変遷】。プロジェクターで写真を見ながら、ご本人やローディー(機材を管理する方)が解説してくれたので、大きくて重い複雑な機材が、技術の進歩で足元の小さなボードに納まっていくという過程が良く分かりました。
マルチエフェクター【Helix Floor】の解説では『演奏のこの部分では、こういう設定の音を使っている』といった内容。その後、「本日購入すれば、野呂一生の作った設定のデータを貰える」って…『この機材を買えば同じように弾けるかも』っていう危うい誘惑(錯覚?)が。
ご本人も「同じ音が出るはずです」って。それに続く「同じ音が出ない場合は…なぜだか考えて下さい」の一言で会場は大爆笑でした。
ご本人の撮影は禁止だったので、イベント開始前の画像を。
置いてあるエレキギターはYAMAHAのIN-DX、いわゆる野呂一生モデルですね。青色好きの僕にはツボだ。カラーの正式名称はプラネット・ブルーだそう。
途中に『1-6-2-5』という循環コードを使っての、スケールの活用講座があった。目の前で説明や演奏してもらって『ナルホド!』って思っても、同じように弾けんよ…。良く指が回るし、やっぱり凄いなぁ。
まとめ
90分ほどのクリニックだったけど、大好きなギタリストの演奏が目の前で見られ大満足でした。
またギター頑張ろっと。機材は増やしていませんよ!