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【弦レビュー】ダダリオの定番クラシックギター弦、プロアルテ EJ45を久しぶりに使ってみた!

2024年5月10日

2年前に入手したイタリア製のクラシックギターの音が変化してきました。

最初は硬かった音にはしなやかさが備わってきたし、響きも豊かになった感じ。僕がこのギターを弾くのに慣れてきたのか、しっかり弾いてきたから音が出やすくなってきたのか。いずれにしても嬉しい変化だ。

定番のナイロン弦でリセットを

ふと、このギターをプレーンな状態で弾いてみたくなったから、クラシックギター弦のド定番「プロアルテ EJ45 ノーマル・テンション」に張り替えてみました。

ダダリオ クラシックギター弦 EJ45

このEJ45は、世界的な老舗弦メーカー「D'Addario(ダダリオ)」の数あるクラシックギター弦の中でも中庸な音で、「PC制御レーザーシステムによって、200箇所に及ぶ測定」をするなどで安定した品質管理がされています。

  • メーカー:D'Addario(ダダリオ)
  • 品番:プロアルテ EJ45
  • テンション:ノーマル
  • 生産国:アメリカ

ダダリオの製品はエレキギター、アコースティックギター、クラシックギターなど各種弦がどこの楽器量販店でも豊富に置いてあるから、入手性は抜群で安心して使えます。

僕のアコースティックギターには全てダダリオのEJ16という、これまたド定番の弦を張ってるし。

弦のレビュー

このギターには主にノブロックのフロロカーボン弦を使ってきたせいか、張りたてのナイロン弦の高音はボヨッと鈍い音に聴こえた。ノブロックは「弦が歌ってくれる」と感じるくらい凄いからね。

ああ、失敗だったか…と思ったけど、しばらくすると程よく馴染んできたのか、伸びやかな音色が出てきました。さらに弾いていくと、高音弦の音色や音量の変化をコントロールしやすく感じられて弾くのが楽になってきた!

低音弦も豊かに響くぞ。弦のテンションが柔らかめだけど確りと支えてくれるからギターが鳴りやすいのかも。

まとめ

中庸で品質が安定しているから、この弦を基準にして他の弦を試していくと、それぞれの違いが分かりやすいと思います。

また、中庸だからこそ弦の個性に引っ張られないから、中・上級者に「音をコントロールする楽しみ」を教えてくれる弦だと言えます。

フロロカーボン弦のスッキリとした音色も好きだけど、柔らかなナイロン弦の音も魅力的。やはり定番のクラシックギター弦の実力はさすがでした。

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アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!