自然が豊かなところを歩きたくなったから、以前から気になっていた定光寺に初めて行ってきました。
桜や紅葉の名所としても知られているけど、冬はどうなんだろう。
定光寺へ
定光寺駅までは、JR中央本線で金山駅からは30分ほど。アズール・ギター教室の金山駅前教室(名古屋市中区)に通う方が何人かいる高蔵寺駅の次で、多治見駅の2つ手前だ。
名古屋から近いと言っても、普通しか停車しない無人駅。名古屋市内を移動しているだけの僕にとって、無人駅は珍しい。
川沿いの崖にへばり付くように作られた駅で、階段がきつい。改札口らしきものは無く、乗降時は簡易なTOICAの機械にタッチします。
1日の乗車人数は281人(2022年)なんだって。ちなみに金山駅は127,091人。
駅は春日井市にあるけど、玉野川にかかる城嶺橋(しろがねはし)を渡ると瀬戸市に入ります。
橋から見えるのは、2003年に廃業した旅館「千歳楼」(ちとせろう)。廃墟なので近づかなかったけど。
健脚コースで定光寺を目指す!
定光寺に向かう上り坂には2つの道があって、小川の左側の舗装された歩道と、右側の山道を通る健脚コースがありました。
自然を感じるために来たのだから、もちろん健脚コースを選択!
ナカナカの険しさにヘコタレそうになったけど、川を渡る橋はなく…途中退場はできないんだね。
こんな険しい道を歩いていれば、確かに健康になれそう。途中からは水の流れる音は心地良く感じられ、小さな滝も見られて爽快だ。
定光寺公園
登り切った先には正伝池があって、赤い弁天橋と六角堂がありました。しばし休憩を。
目指せ定光寺!
ここからしばらく坂道を昇ったら、定光寺の参道です。
ええっ、ここからさらに165段も階段を昇るんだ。ひえ~っ。
不均一な形の石を並べた階段は、足元が安定しないし息が上がる。何度か小休止しながら、なんとか定光寺に到着しました。
源敬公廟
本堂に隣接して、徳川義直の廟所である源敬公廟があったので、さらに奥に進みます。
ここは拝観料、大人100円、小人50円が必要。
徳川義直は徳川家康の九男で、尾張国名古屋藩の初代藩主。名古屋入りする際に徳川家康の指示で新たに築かれたのが名古屋城なんです。
参道を進んでいくと、途中にあるのが獅子の門。元禄12年(1699年)の建立。
薬膳茶 Soybean Flour at きらら
帰り道は舗装された歩道を下って快適にテクテク。途中にカフェがあったから、休憩することにしました。
滝が見えるカフェで薬膳茶を頂きました。ああ幸せ。
古民家の落ち着いた内装。周りに民家は無さそうだけど人気店なようで、6台ほどの駐車場は満車だった。女子率高し!
空気の美味しい自然の中を散策して、すっかり気分転換出来ました。
名古屋から近いから、また桜や紅葉のシーズンに散策に来たいな。