ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE (アコースティック・ギター・マガジン) のVol.63(2015年03月号)が発売されました。
その名の通り、アコースティック・ギターの情報が詳しく載っているので大切な情報源です。季刊誌なので年に4回の発行、毎回の発売を楽しみにしています。
【内容紹介】
◆小渕健太郎[コブクロ] Taylor新生フラッグシップ・シリーズを徹底チェック!
◆Taylor Guitarsー創立40周年 新生800シリーズの全貌に迫る
◆リズムの鉄人ーブルーグラス、ジプシー・ジャズ、ボサ・ノヴァに見るグルーヴのツボ
feat.有田純弘、河野文彦、伊藤ゴロー
など盛りだくさんの内容。
今回の読みどころは、何と言っても米国No.1のアコースティックギターメーカー『Taylor(テイラー)』の21ページに渡る特集。僕は過去、まだTaylorが尖ったカッタウェイだった時代に612cを弾いていました。もう20年くらい前の話ですが…。
革新的なテクノロジーを取り入れたり、生産工程の効率化を進めたりで会社はどんどん成長し、日産600本という巨大なメーカーになったとのこと。そのテイラーの工場での生産過程や、新しいピックアップの構造なども紹介されています。
新しいマスター・ビルダーのアンディ・パワーズのインダビューでは【創立40周年 新生800シリーズの全貌に迫る】とある通り、材の厚みや塗装、ブレシング・システム、新ピックアップ・システムの導入、弦の選定などすべてを見直してできた新生800シリーズの詳細な紹介がされていて面白い。
デザインも魅力的ですが、エレアコとしてラインで出力することを前提にした作りは時代のニーズにも合っているんでしょうね。
僕は『手作り感のあるギター』が好みに合っていたので612cを手放して以来、現在までTaylorを所有していませんでしたが記事を読んでいると…って、先月にギターを買ったばかりなのでいけません。
でも、Taylor社の情報誌『Wood&Steel』は欠かさず読んで(英語版なのでホントは写真を見てるだけ)いるくらい目が離せない魅力的なメーカーなんです。
ぜひ読んでみてください!