毎月初めの恒例、おすすめCD・DVDのコーナーです。ぜひ月に1枚は聴いて(観て)欲しいのでご紹介しています。
今回は『アルバロ・ピエッリ・ギター・リサイタル』。初めてクラシックギターのDVDを買うという方にもオススメです。 ドイツ・バイエルン地方のヒルシュベルク城の一室でのサロンコンサート的な雰囲気で、落ち着いてギターを聴けます。
プログラムはスペインと南米の曲がバランスよく収録されているので、初心者にも聴きやすい曲が多い。「聖母の御子」「盗賊の歌」は中級者にもおなじみの曲ですね。
また、セゴビア編ソルの20の練習曲に含まれている「Op.6-2」「Op.6-11」は、ただ練習曲としてではなく『音楽』として魅力たっぷりで聴かせる演奏力はさすが。この演奏を聴いた生徒さんが何人も『この曲を弾きたい』とレッスンのリクエストしてきたくらい。
そういえば僕も「ボサ・ノバ」という曲が気に入ったので練習して、コンサートで何度か弾いたことがあります。