アコースティックギター教室

Andy McKeeの『Rylynn』を弾くには

2013年1月10日

アコースティックギターのフィンガースタイルが大好きな生徒さんのこと。

50代の男性でお仕事が忙しい方ですが、上手く時間をやりくりしながら10年以上も熱心に通っていただいています。

主にフィンガー系の曲を受講されていて、特に押尾コータローがお気に入り。新しいアルバムが出るたびに、気に入った曲を選んでレッスンをしています。

 

ドコモ スマートフォン GALAXY S III αのTVCM

今日はレッスンに来るなり、『スマホのCMのバックで流れているギターの曲がとても感じが良くて気になる。誰の曲か分からないけど、ぜひ弾いてみたい』とのこと。

 

Andy McKeeの弾く『Rylynn』

美しいメロディーとパーカッシブな演奏、なかなか良いですね。アメリカのAndy McKee(アンディー・マッキー)というフィンガー系ギタリストの曲です。

そういえば先日の忘年会で、彼の曲を弾いている生徒さんがいました。僕の好きなギタリストDon Rossとも共演しています。

さて、実際に弾くには…

Andy McKee(アンディー・マッキー)のオフィシャルサイトから楽譜を購入したけど、変則チューニングの上に『6弦~3弦まで5カポ』との珍しい表記がありました。

検討した結果、「スパイダーカポ」を購入してみました。弦1本いっぽんに対してカポをすることができる変わり物です。

スパイダーカポ

さっそくチューニングして弾き始めましたが…

Spider Capo

カポを付けている5フレットや、5フレットよりも左側の1弦の2フレットを押さえるところがあったり。カポのバーが邪魔でポジション移動や押弦がしにくい…失敗です。

ネットで情報を調べた生徒さんは「バンジョー用のカポを使用すると良い」との記事があったので、購入して実際ギターに付けてみたそうです。しかし装着感がイマイチだったとのこと。

別の生徒さんは大丈夫だったので、ギターとの相性があるのでしょう。

試行錯誤した結果、普通のSHUBBカポの1・2弦部分を糸ノコで切るのが一番良いという結論になりました。装着感は間違いなく良いです。

生徒さんに自分で切断して作成したものを見せてもらったけど、断面はきれいでした。簡単に切れたとのこと。硬そうに見えますが、意外と軟らかい材質なのですね。

お気に入りの曲を見つけられてよかった。楽しみができましたね!

 

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!