アコースティックギターのフィンガースタイルが大好きな生徒さんのこと。
50代の男性でお仕事が忙しい方ですが、上手く時間をやりくりしながら10年以上も熱心に通っていただいています。
主にフィンガー系の曲を受講されていて、特に押尾コータローがお気に入り。新しいアルバムが出るたびに、気に入った曲を選んでレッスンをしています。
ドコモ スマートフォン GALAXY S III αのTVCM
今日はレッスンに来るなり、『スマホのCMのバックで流れているギターの曲がとても感じが良くて気になる。誰の曲か分からないけど、ぜひ弾いてみたい』とのこと。
Andy McKeeの弾く『Rylynn』
美しいメロディーとパーカッシブな演奏、なかなか良いですね。アメリカのAndy McKee(アンディー・マッキー)というフィンガー系ギタリストの曲です。
そういえば先日の忘年会で、彼の曲を弾いている生徒さんがいました。僕の好きなギタリストDon Rossとも共演しています。
さて、実際に弾くには…
Andy McKee(アンディー・マッキー)のオフィシャルサイトから楽譜を購入したけど、変則チューニングの上に『6弦~3弦まで5カポ』との珍しい表記がありました。
検討した結果、「スパイダーカポ」を購入してみました。弦1本いっぽんに対してカポをすることができる変わり物です。
さっそくチューニングして弾き始めましたが…
カポを付けている5フレットや、5フレットよりも左側の1弦の2フレットを押さえるところがあったり。カポのバーが邪魔でポジション移動や押弦がしにくい…失敗です。
ネットで情報を調べた生徒さんは「バンジョー用のカポを使用すると良い」との記事があったので、購入して実際ギターに付けてみたそうです。しかし装着感がイマイチだったとのこと。
別の生徒さんは大丈夫だったので、ギターとの相性があるのでしょう。
試行錯誤した結果、普通のSHUBBカポの1・2弦部分を糸ノコで切るのが一番良いという結論になりました。装着感は間違いなく良いです。
生徒さんに自分で切断して作成したものを見せてもらったけど、断面はきれいでした。簡単に切れたとのこと。硬そうに見えますが、意外と軟らかい材質なのですね。
お気に入りの曲を見つけられてよかった。楽しみができましたね!