クラシックギター教室

ギターを落として表面板がバリっと割れた

2019年11月29日

鳴海教室(名古屋市緑区)に通う生徒さんのこと。

気さくな50代の女性で、バッハも好きだけど『積水ハウスのCMソングが好きなんです!』と言って楽譜をお持ちになり「きみの住んでいる~ 積水ハウス」って弾き語りをされたり。

ギターの楽しみ方は色々ありますね。

 

ギターの様子が変?

いつも通りレッスンを始めようとしたら、生徒さんのギターの様子が何か変だ。

よく見たらギターの表面板がバキッて割れてる!しかも今まで見た中でもかなりヒドイ状態だ。ああ…。

ギターの表面板が割れた

 

どうしてこんな事に

自分のものではないけど、ギター好きの僕はショックでクラクラッとしてしまった。

ちなみにこのクラシックギターは職人さんの手作りで、側板を見てわかる通り、極上のハカランダが使われている貴重なものです。

個人製作のクラシックギター

何事もないようにギターを弾き始めようとする生徒さんにどうしたのかと尋ねると、「あれっ、気づきました」という感じで恥ずかしそうに『落として割ってしまった』と言われました。

この状態になって言い出しにくい気持ちは分かるけど、きっと帰り際に言おうと思っていたんだろうけど、遠慮なく相談してくださいね。

 

修理の出来栄えは

表面板や外周のパーフリングを補修しなくてはいけないので、2ヶ月という長い入院になってしまった。

ちなみに生徒さんが『修理代は、できるだけ安く』と依頼したので、修理部分への再塗装は行っていません。

では肝心のビフォーアフターをどうぞ。

 

修理前

表面板が割れて、外周のパーフリングも破損しています。

 

修理後

ていねいに接着してあり、かなり元通りになっています。ホッ。

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まとめ

質の良いギターほど壊れやすいので注意が必要です。

ギターは大切にしてくださいね。

 

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!