アコースティックギター教室

アコギのためのピックアップ&エフェクター講座【導入編】第2回目

2016年1月24日

日曜日の夕方に、アコギのためのピックアップ&エフェクター講座【導入編】第2回目を開催しました。

金山駅前教室(名古屋市中区)のレッスン室は、1対1の個人レッスンには十分な広さだけど、今日は講義形式のグループレッスンなので寿司詰め状態。皆さんの関心の高さがうかがえます。

 

まずは僕のデモ演奏

最初は僕がLarrivee C-10(with SKYSONIC PRO1)を使って、フィンガースタイルの曲をデモ演奏しました。

  • City Of Tokyo(岡崎倫典)  【レギュラーチューニング】
  • Bayside Resort(岡崎倫典)  【D G D G B D】
  • Shadowy Key(中川イサト) 【C G E♭ G B♭ D 】
  • HARD RAIN(押尾コータロー)【G G D G G D】

オープンチューニングも使って低音が順番に低くなっていくよう選曲し、タッピングやボディーヒットなどの奏法も使用したので、ピックアップの性能がよく分かったみたい。(SKYSONICの詳細についてはこちらで)

また、【コーラス】【ディレイ】【リバーブ】などのエフェクターを切り替えながら、その効果を聴き比べてもらいました。

今回は、最近買ったアンプFISHMAN Loudbox Miniが大活躍。しっかりとした音で鳴ってくれるから、弾いていても気持ちいい。ただ、内蔵のコーラスとリバーブを試してみたら、オマケ程度の性能しかなくて音の粗さが気になります。やはり単体のエフェクターと聴き比べるとその性能差は歴然!

同じ腕前で弾いても、使う機材やその使い方によって出る【音】の感動度合いが違ってくる。ギター本体にしても機材にしても普段聴いている音が、自分の音楽を作っているので、より良い音楽を演奏するために【良い音】というものをレッスンや講座で伝えていきたい。

以前、一眼レフカメラのCMに趣味なら、本気で。というキャッチフレーズがあったけど、結構好きです。

Canon EOS60D

 

ギターの弾き比べ・聴き比べ大会

続いては、生徒さんたちが持ち込んでくれたギターを含め、弾き比べ・聴き比べ大会。

女子がしっかりとタッピング奏法していますね。右手の位置に注目!

2016.01.PU

集まったアコースティックギターは、

  • Gibson J-180 【Skysonic T-903】
  • Larrivee C-10 【Skysonic PRO1】
  • Taylor 314ce 【ES1】
  • YAMAHA LS-16ARE 【Skysonic T-903】
  • K.Yairi YF-O 【Fishman Infinity】
    ※カッコ内は、装着してあるピックアップ

ES1Fishmanは高音が強調されたピエゾピックアップの音。アコギの高音弦の音は細いので、太くプリッとした音になるのはメリットでもあります。まさにエレアコサウンド!という感じで聞き馴染みがあり、弾き語りやバンドに合う音です。

フィンガースタイルの演奏には、やはりSKYSONICが有利。マグネットピックアップはかなり低い音が拾えるし、コンデンサーマイクでボディーを叩く音もしっかりと拾うので、押尾コータローのような演奏にはピッタリです。

生徒さんたちがギターを持ち寄ってくれたので、ギター本体やピックアップの違いをよく聴き比べられました。『どのピックアップが良いか』ということではなく、演奏する音楽や好みに合わせて使い分けると良いと思います。

 

YAMAHA サイレントギターを弾き比べ

また、アズール・ギター教室の生徒さんで所有率の高いYAMAHA サイレントギターの持ち込みが3本ありました。

  • SLG200S(スチール弦仕様)
  • SLG110S(スチール弦仕様)
  • SLG110N(ナイロン弦仕様)

ヘッドホンを使用すれば自分にしか音が聴こえないから、『夜に練習したい』という場合に有効です。秋に発売になったばかりの新型、SLG200Sは操作系や見た目のカッコ良さなどが進歩していました。
※詳しくはこちらの記事をご覧ください。

もう一つの利点は、アンプにつなげばエレアコになるということ。分解してコンパクトに運べるのも良いですね。

 

アズール・ギター教室の生徒さんには、

ギター、ピックアップやエフェクターなどの機材について使い方、取り付け、調整などお手伝いします。

また、新規購入を予定されている方にはアドバイスしますので、その場合は必ず購入前にご相談ください。

みんなでギターを楽しみましょう!

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!