昨年末にアメリカに引っ越しされた生徒さんから、『ナッシュビルの楽器店に行ってきました!』と嬉しそうな画像付きのメールをもらいました。
せっかくアメリカに住むんだから、本場でアコースティックギターを購入したい。そんな気持ち、良く分かります!
ナッシュビル(Nashville)はテネシー州にある都市で、カントリー ミュージックなど音楽が盛んで、老舗ギターメーカーGibsonの工場もあります。
Gruhn Guitars(グルーン ギター)
なかなか派手な外観だから、ギターショップだってすぐ分かる。一緒にフラットマンドリンも描かれているところが、何ともアメリカっぽいね。
経営者のジョージ・グルーンは言わずと知れたアメリカのビンテージ・ギター界の権威。ああ、僕もこういう有名ギターショップに行ってみたい。
店内の様子
左側に並んでいるのは老舗アコースティックギターメーカーのMartin、奥にはアメリカNo.1の売り上げを誇るTaylorがずらりと並んでいます。
箱モノのエレキギターも並んでいて、何だかとっても良い雰囲気。パワースポットかも!
なんと、1856年製のギターも展示してあったんだって。その後ろにバンジョーを試奏している人が映り込んでいるところもアメリカっぽいな。
1995年の雑誌に記事が…
グルーン・ギターの記事を確か雑誌で見たような…と自宅の書庫を探してみたら、1995年の『アコースティック・ギター・ブック』に載ってました。28年前の記事を覚えている自分が怖い(笑)
『ヨダレもん』っていう表現が面白いし、『ダイレクト・メール』っていうのがインターネットが一般に普及する前の時代を感じさせる記事だ。
同じ雑誌に、コリングスの紹介記事も載っていました。しっかりと影響を受けてしまった僕…レッスンでも活躍しています。
現在ではハイエンドなギターブランドとして知られている Collings だけど、1989年にまだ個人製作していたビル・コリングス(Bill Collings)の才能をいち早く見出したのも、グルーンだったんだよね。
グルーンがオーダーした24本のギターをきっかけにコリングスが世界的に知られるようになったという話は、メーカーの公式HPにも記されているほど。さすが、目の付け所が違うなあ。
まとめ
以前から雑誌などで知っていたギターショップに、実際に行けたとは…生徒さんがうらやまし過ぎます。良いギターが見つかると良いね!
ナッシュビルには他にもギターショップや、グランド オール オープリー ハウス、カントリー音楽殿堂博物館など音楽好きにはたまらない場所がたくさんあるよう。
またレポートお待ちしていま~す。