今回は『アズール・ギター教室 開講20周年』を記念して、ゲスト演奏にヴァイオリン奏者の石田朋也さんをお迎えしました。
すべての生徒さんたちが演奏を終えてホッとしている時に、僕らの演奏が始まりました。
まずはギター教室代表のソロ演奏
アストゥリアス(I.アルベニス)
僕のクラシックギター独奏でスタート。
今回は50分程と、発表会で弾くには長いプログラムだったから、あれこれ考えていたら『なぜ定番の、この曲を選んだのか』を言い忘れてしまいました…緊張しすぎですね。
僕がギター教室で習い始める前から弾きたいと思っていた、憧れの曲だったんです。
ゲスト演奏者の石田先生を紹介中。『まるごとヴァイオリンの本』という本を出版されています。
ゲスト演奏が始まる
ゲスト演奏は無伴奏パルティータ2番の「アルマンド」からスタート。コンサートホールにヴァイオリンの美しい音色が拡がりました。
【プログラム】
- 無伴奏パルティータ2番より「アルマンド」(J.S.バッハ)
- ギターとヴァイオリンのためのソナタ・コンチェルタータより1楽章(パガニーニ)
- 無伴奏ソナタ1番より「アダージョ」(J.S.バッハ)
- 精霊流し(さだまさし)
- カンタービレ(パガニーニ)
- 秋桜(さだまさし)
今回はギター教室の生徒さんに『クラシック音楽』や『ヴァイオリン』に親しんでもらおうという趣旨だったので、石田先生が曲にまつわるエピソードや、ヴァイオリンの奏法の解説などを入れてくれました。
パガニーニの鮮やかな超絶技巧の実演には、皆さんから驚きの声が!
ギタートーク!
石田先生には貴重な1907年製のMartin 0-42を持ってきていただけました。ギターは、時代とともにサイズが大きくなってきたのが分かりますか?右のクラシックギター(2005年製)との大きさの違いに注目!
サイズの小さいヴィンテージ・マーティンからは、想像できないような遠達性のある澄んだ音色がホール中に響き渡りました。ギター欲しい病が再発か?
パガニーニとギター
パガニーニが作曲したヴァイオリンとギターの重奏曲を2曲演奏。
パガニーニといえばヴァイオリンの超絶技巧で知られてるけど、ギターも弾いたのでヴァイオリンとギターの2重奏曲をいくつも作曲しています。
石田先生とは好きなものが似ていて、さだまさしもその一つ。
最後に弾いた秋桜では、1番を石田先生のアコースティックギターと僕のクラシックギターで重奏。
2番はヴァイオリンに持ち替えて、クラシックギターとの重奏になりました。
皆さん、生でヴァイオリンの迫力のある音量と美しい音色に感動されたようです。何人かから『石田先生のトークも面白くて良かった』との感想がありました。
僕もヴァイオリンと一緒に演奏するという貴重な機会が持てたので幸せでした。石田先生、素敵な演奏をありがとうございました。