名古屋の音楽大学に通いながら、アズール・ギター教室にクラシックギターを習いに来ている中国人留学生の生徒さん。
お話しするのが好きなようで、『レッスン前に麻婆豆腐を食べてきたけど、店員さんに辛さの指定を尋ねられたから、四川人としては「一番辛いものにしないと」と思って 超絶激辛のデビルstyle を注文したら辛すぎた…というか化学調味料のせいで苦かった』なんて面白い。
火鍋が食べたい
またある時に話していたら、『火鍋を食べたいけど、多人数で行くものだから食べられない』なんて言う。大学に中国人留学生は1人だけなんだって。
そうなんだ!偶然にも、近いうちに火鍋を食べに行こうと思っていたから、それなら一緒に行かないかって誘っちゃいました。
重慶火鍋基地 炉鼎技 名古屋大須店
という訳でギター教室の休講日に待ち合わせをして、上前津駅から徒歩1分にある大須の火鍋店に集合しました。
本格的なお店のようで、3度目の来店だけどいつも僕ら以外のお客さんは中華系の方ばかり。店内には元気な中国語が飛び交っています。もちろん店員さんもみんな中国の方。
メニューには日本では見慣れない「ウシガエルの足」「豚の脳みそ」なんてのもありますが…さすがに注文できない。
生徒さんにカエルを食べるか聞いてみたら、「周りに食べる人はいるけど、僕は食べない」とのこと。
ちなみに僕は1度だけ「カエル入りラーメン」を食べたことがありますよ。20代の頃だったかな。生徒さんに連れられて怖いもの見たさで行った「来福軒」。金山駅から徒歩15分くらいのところにありました。
選べる二色鍋
煮るためのスープは7種類から選べるので、辛い「薬膳滋養鍋」と穏やかな「トマトのスープ」の2色をチョイスしました。
付けダレ バー
付けダレは、自分で自由に組み立てるタイプ。生徒さんのアドバイスに従って油を多めに入れたら、火鍋の辛みがマイルドになる美味しいタレが出来上がりました。
本場の人が一緒にいてくれると助かります。
さて、ズラリと並んだ具材を投入です。テーブルは大きいけど、肉類は載りきらなくてサイドテーブルに。
四川の人が「故郷の味」と言ってたから、まさに本場の味なんだね。重慶は四川省の東に隣接している都市なんだって。
僕は辛いものを食べると汗が大量に出るから、首にタオルをぶら下げて食べました。辛いけど美味しい!
冰粉(びんふぇん)
辛いものを食べた後には甘いデザートが欲しくなるよね。でもメニューにデザートは載ってないから、生徒さんに中国語で聞いてもらいました。
四川の名物デザートで、果物、レーズン、ナッツ、黒蜜などと合わせた、冷たくてつるんとした食感。辛い火鍋を食べた後にピッタリだ。
音楽大学や留学事情、中国の事などの話しを聞きながらの食事は楽しかった。