4年半程前からアズール・ギター教室【鳴海教室(名古屋市緑区)】に通われている30代の男性は、大学時代にギター合奏サークルで活動していた方。
現在は独奏をレッスンしているけど、「生活の中にギターが組み込まれている」というくらい自然な感じでギターや音楽を楽しまれています。
今年も4月にサークルのOB・OGで演奏会を開催するそう。
東京のギター専門店で出会った
良いギターがあれば買い替えようと、ときどき楽器店を回って試奏されていたけど、東京・御茶ノ水に行った時についに出会ってしまったらしい。
今日のレッスンには新たに入手したギターを手にニコニコ。嬉しそうに見せてくれたのは、高知県の川田一高が製作したクラシックギターでした。
『弾いてみますか』と渡されたので、遠慮なく。
でも少しとはいえ、買ったばかりのギターを弾かせてもらうのって緊張するなぁ。楽器店で試奏するときは全然平気なんだけど。
表面板はブラックシダー
表面板のブラックシダーは、通常のシダー(杉)よりも色が暗くて良い雰囲気だ。
表面板の裏に施されている「ワッフル ブレーシング」は、日本のギターでは珍しいかも。
非常に薄い表面板を「ラティス」や「ワッフル」と呼ばれる格子状のブレーシングで補強しているおかげか、 弾いてから音が出るまでの反応が非常に速く、ハイポジションでも伸びのある大きな音が出て驚いたよ。
表面板の裏がどのようになっているか気になって、ギターの中にカメラを入れて見てみたんだって。その気持ち分かります!
裏横板はココボロ
ココボロという木の名前を初めて聞く方も多いと思うけど、入手困難なハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)の代替材とも言われている木材です。もちろん、この木材自体も希少なもの。
思わず「ニヤリ」としてしまう、やや赤褐色でエキゾチックな木目が特徴です。僕は木目フェチだから、これでご飯2杯くらいはいけるよ(?!)
ヘッド
しっかりとしたヘッドのデザインで、糸巻きはゴトー社製の510シリーズが。さすがフラッグシップ・モデルだけあって、スムーズな巻き心地だった。
本日のレッスン曲は
シンプル・エチュード 第9番(L.ブローウェル)と大聖堂(A.バリオス)の2曲。
新たなギターで、さらなる上達を目指しましょう。
4月の演奏会も応援しています!