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【Larrivee】アコギのピックガードを自作…できるかな

2016年1月7日

ピックガードの自作に挑戦してみました。

ギター教室のレッスンで使っている Larrivee C-10【Flying Eagle】は、アコースティックギターなのにピックガードがない…というか、中古で購入したときには剥がしてあったんです。

Larriveeにピックガードを

フィンガースタイルを弾く人にとってピックガードは、トップ(表面板)の振動を妨げるものと考えられることもあります。

90年代(以前)のラリヴィーはもともと透明のピックガードが標準だから、なくてもビジュアル的にそれほど気にしてなかったけど。でも、ボディーを叩く奏法をすると表面板に傷が付きそうだし、レッスンはピックでストロークすることも多いから、やはりピックガードが必要だ。

といってもメーカーの純正パーツは売ってないし、デザインが独特で既成品も無いから、透明なピックガードのシートを入手して自作することにしました。

larrivee c10のピックガードを自作

生徒さんのギターならリペアショップにお任せするんだけど、自分のギターなので自作をチャレンジしました!そんなに器用じゃないんだけどなぁ…やや不安。

 

ピックガードの製作開始

まずはサウンドホールの径を計測。SKYSONIC(スカイソニック)のPRO1という最新型のピックアップが装着してあるけど特に問題なし。

larrivee_c10_flying2

サウンドホール部分はカッターで丸く切り取るという無謀な作業は、ガタガタに切れて失敗すること間違いなし。不器用だから無理しちゃいけません。

 

コンパスカッター

便利な道具を見つけたので文具店までひとっ走りしてきました。コンパスカッターを使えばサウンドホールの径に沿って丸く切り取れます。

pickguard3

おお、さすが文明の利器、上手に切れました。

pickguard1

 

コーナーカッター

でも角が尖っています。このままだと剥がれやすいからコーナーカッターで丸くカット!

2穴パンチと同じ要領でレバーを押さえると、角が丸くカットされました。下の画像で確認できますよ。

pickguard2

 

完成!貼り付けました

ギターに当ててみたらサイズも良い感じだったので、裏面が粘着シールを剥がして貼ってみました。

pickguard4

違和感なしだ!画像では見えやすいように反射させたけど、実際はきれいな透明です。

思ったより上手く出来たから大満足!

 

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!