ピックガードの自作に挑戦してみました。
ギター教室のレッスンで使っている Larrivee C-10【Flying Eagle】は、アコースティックギターなのにピックガードがない…というか、中古で購入したときには剥がしてあったんです。
Larriveeにピックガードを
フィンガースタイルを弾く人にとってピックガードは、トップ(表面板)の振動を妨げるものと考えられることもあります。
90年代(以前)のラリヴィーはもともと透明のピックガードが標準だから、なくてもビジュアル的にそれほど気にしてなかったけど。でも、ボディーを叩く奏法をすると表面板に傷が付きそうだし、レッスンはピックでストロークすることも多いから、やはりピックガードが必要だ。
といってもメーカーの純正パーツは売ってないし、デザインが独特で既成品も無いから、透明なピックガードのシートを入手して自作することにしました。
生徒さんのギターならリペアショップにお任せするんだけど、自分のギターなので自作をチャレンジしました!そんなに器用じゃないんだけどなぁ…やや不安。
ピックガードの製作開始
まずはサウンドホールの径を計測。SKYSONIC(スカイソニック)のPRO1という最新型のピックアップが装着してあるけど特に問題なし。
サウンドホール部分はカッターで丸く切り取るという無謀な作業は、ガタガタに切れて失敗すること間違いなし。不器用だから無理しちゃいけません。
コンパスカッター
便利な道具を見つけたので文具店までひとっ走りしてきました。コンパスカッターを使えばサウンドホールの径に沿って丸く切り取れます。
おお、さすが文明の利器、上手に切れました。
コーナーカッター
でも角が尖っています。このままだと剥がれやすいからコーナーカッターで丸くカット!
2穴パンチと同じ要領でレバーを押さえると、角が丸くカットされました。下の画像で確認できますよ。
完成!貼り付けました
ギターに当ててみたらサイズも良い感じだったので、裏面が粘着シールを剥がして貼ってみました。
違和感なしだ!画像では見えやすいように反射させたけど、実際はきれいな透明です。
思ったより上手く出来たから大満足!