今春に開催した教室の交流会は参加した生徒さんたちから好評で、『次はいつですか』と聞かれることもしばしば。また企画しますね!
最近、そこで初めてギター弾き語りを披露した20代女性の生徒さんから相談がありました。『次に人前で弾くときのためにエレアコが欲しいので、アドバイスして欲しい』と。
ギターを弾くのがますます楽しくなったのなら嬉しいです。
いま使用されているのはBugs Gear(バグズ・ギア)というブランドのアコギは、価格の割に弾きやすくて良い音がするんだけど、残念ながらもう生産していない。貴重なギターです。
さらにこれより音の良いエレアコを買おうとすると、相応の予算が必要になってしまいます。
この生徒さんの状況を考えると新たにエレアコを購入するより、このギターに性能の良い【後付けピックアップ】を取り付けたほうが良いとアドバイスしました。
弾き語りがメインなので、価格や用途を考慮してお勧めしたのがL.R.Baggs(エル アール バッグス)社のLYRIC(リリック)。
『あれ?得意のSKYSONIC(スカイソニック)じゃないの?』なんて言われそうだけど、僕は楽器店の店員じゃないし、どこかと契約している訳でもないので『これを勧めないとダメ』という縛りはないんです。
相談されれば『この生徒さんに合っている』と思ったものを提案しています。もちろん、最終的にアドバイスと別のものを購入されても構いません。
今回は付き合いの長い生徒さんなので求める音が分かっていたし、見た目がゴツくなるマグネットタイプは好みじゃなさそうだったから、こちらをお勧めしました。
L.R.BaggsのLYRICは、アコギの音が素直に出てくるだけじゃなく、やや高音がキラッとしたエレアコっぽい音にも調整できる。しかも、ギター内部にピックアップを張り付けるタイプなので、サドルの下に敷くピエゾピックアップよりも取り付けや加工が楽なんです。
コントローラーはサウンドホール内に貼ってあるので、観客側からはほとんど見えない。でも、さっと調整できる位置だから便利だ。
シールドは、エンドピンと一体になったジャックに差します。シブい色の金具がカッコいい!シルバーのピカピカした、【いかにも金属】っていうものが多いから。
教室の交流会ではギター友達もできたようで、今まで以上にギターを弾くのが楽しくなったみたい。
これで機材の準備はOKだね。しっかり弾き語りを楽しんでくださいね!