アコースティックギター教室

ギターって壊れるようにできてる?

2018年4月11日

ギターに異変が

鳴海教室(名古屋市緑区)で使っているLarrivee(ラリヴィー)のアコースティックギターのこと。レッスンが終わって片付けのとき、クロスで拭いているとギターの様子が何だか変。

そうそう、ギターを弾いた後のお手入れは大切ですよ。キレイな状態のギターを弾くのは気持ちがいいし、不具合があれば早期に発見できるからね。

よく見てみると、バインディングという指板の周りについている白いセルがわずかに剥がれてパカパカしていました。スキマに爪楊枝が入ったよ。

larrivee l10 バインディング剥がれ

 

自分で修理にチャレンジ!

リペアショップに修理に出すと、しばらくレッスンで使えくなるので仕方なく自分で直すことに。

こんな時に瞬間接着剤なんか使っちゃいけませんよ。ギター弾きだから釣名人はいつも持ち歩いているけどね。

ギター用の木工用ボンドといえば定番は「Titebond」(タイトボンド)。ギター製作家の工房やリペアショップに行くと、必ず置いてあります。用意しておいて良かった。備えあれば憂いなしだ。

titebond

ハミ出しても硬化する前なら濡らした布で拭き取れるし、接着した部分に修理が必要になったら熱を加えて外せる優れモノ。

ギターを長く使うとまた修理が必要になることがあるので、そのときに外せるのって重要なんです。

アコギのバインディング修理中

ホントは圧着した方がいいんだけど少しだけなので、スキマに塗布してマスキングテープで止めておきました。

larrivee L10

無事に修理完了です!1週間後に確認しても、きちんと接着されていました。

自分のギターだからチャレンジしてみたけど、他人のギターなら怖くてとてもできません。生徒さんならリペアショップでの修理をお勧めします。

 

まとめ

他のLarriveeでは、ボディー内部に貼ってあるブレーシング(力木)が剥がれたことがあった。その時はさすがにリペアショップに持ち込んだけどね。

リペアマンは『無理な力がかかってギター本体が損傷しないよう、剥がれたほうがいいんだよ』って言ってたな。

良いギターは修理しながら長く使えるように作られているんですね。これからもLarriveeにレッスンで活躍してもらおう。ギターはメンテナンスも大事なんですよ。

 

オマケ

必要な方があるか分からないけど、紹介ついでにリンクを貼っておきますね。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!