クラシックギター教室 生徒さんのギター

60代の生徒さんが桜井正毅「SPECIAL」を購入!

2023年11月8日

8月からアズール・ギター教室で習い始めた60代の生徒さんが、クラシックギターを購入されました。

CONCERT Jを弾く男性

あれ?少し前にもこの方のギター購入の記事が載ってなかった?…と気づいたあなたは立派なブログ愛読者!実は9月にも購入されたギターを紹介した方なんです。

じゃあなぜ、再びご紹介するかというと…。

なんと!クラシックギターを2本同時に購入

実はこの生徒さん、同時に2本のギターを購入されたんです。自宅と実家の2ヶ所でギターを弾くため、先にご紹介した「桜井河野」と、今回の「桜井正毅」を。

ブランドは違うけど、両方とも「河野ギター製作所」で製作された有名なクラシックギターです。

桜井正毅 CONCERT J

購入されてすぐのレッスンで『弾いてみてください』と新品のギターを手渡されたので、ありがたく試奏させていただきました。

ギター試奏のとき、最初にすべき事

糸巻きは日本が誇るGOTOH(後藤)の510シリーズは、さすが最上位機種だけあって動作が滑らかだ。

「510」という品番は「後藤」と読めるけど、オヤジギャグではなくメーカーの自信の表れなんだろうね。

桜井正毅 CONCERT J 糸巻

ここでひとつ、ギター試奏のアドバイスを。

楽器店で試奏するときって、お店の方がチューニングをしたものを渡してもらうことが多いよね。でも少し緩めて、改めて自分でチューニングしてみましょう。

自分自身でチューニングをすることで、ギターの状態や糸巻きの調子、ナットの滑り具合など多くのことが分かります。

不具合を発見 (泣)

さて、生徒さんから『ギターの状態をチェックして欲しい』との要望があったので、音階やヴィラ=ロボス「プレリュードNo.1」を弾いてみたら、4弦のハイポジションに音の詰まる部分を発見…。

フレットの高さが一部、適正ではないようだ。その他に不具合はありませんでした。

MASAKI SAKURAI MODEL CONCERT J

もちろん購入後に不具合を見つけても、修理・調整で直るものであれば、まあ問題はありません。

生徒さんは購入した楽器店を通じて、製作したメーカーに不具合の解消を依頼されました。

購入前にしっかりチェックを!

ただし、購入後の修理には費用負担が発生することがあるから、できるだけ購入前にしっかりとチェックをしましょう。

僕は『試奏して持ち帰ったら自分の責任』と考えるようになった苦い経験…いや、良い勉強を20歳のときにして以来、気を付けています。

数週間の修理期間後

修理・調整から戻ってきたものを、また弾かせてもらいました。ワクワク!

桜井正毅 CONCERT J ヘッド

ギター好きの僕にとっては楽しい時間。どんなふうに調整されたのか興味津々だ。

音がキレイに伸びる~。製作した工房で調整やパーツ交換してもらったおかげで、音の詰まりは解消されていて良い調子でした。

その他に不具合が無いことも再確認でき、生徒さんはホッとしたようでした。

桜井正毅ギターを弾く男性

まとめ

生徒さんが新しいギターを手に入れられ、楽しそうにしている姿を見ると僕も嬉しいです。

これらのギターを存分に弾いて、しっかりと弾けるようにしていきましょう!応援しています。

ギター選びについて

ギターは同じ型番でも、1本いっぽん状態や音が違うから慎重に選びましょう。

ギター選びに不安のある生徒さんには、メーカーや機種の説明などしますので何でもお尋ねください。また必要があれば、良いギター探しのお手伝いもします。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!