レッスンに通われている生徒さんの中には、『好きな曲の楽譜が売っていないし、ネット上にもない』という方があります。
そういう場合、普段なら耳コピで対応するけど、今回はチョット事情が違う。そんな金山駅前教室(名古屋市中区)でのレッスンをご紹介します。
楽譜はあるけど、ソロギターで弾きたい
そう、ギター弾き語り用の楽譜は持っているけど、ギターだけで伴奏とメロディーを弾くソロギター用のものがない、とのことなんです。
この場合、僕がアレンジして譜面を書いてもいいんだけど、せっかくの機会なので生徒さんの楽しみと勉強を兼ね、自分でアレンジしてもらうことにしました。
空白の楽譜を作製
とはいえ作業しにくくてモチベーションが下がるといけないので、メロディー譜と空白のタブ譜の2段譜を僕が作製。生徒さんは書き込むだけの状態にしました。
あとは自分で記入を
五線譜はあまり読めない生徒さんだけど、『好きな曲なら頑張れる!』って感じで、メロディーのタブ譜を自分で書いてこられました。
『歌のどの部分か分かりにくいから』って歌詞を書いたりコードを記入したり。一生懸命さが伝わってきますね。
メロディーのタブ譜が完成したので、さらに青色のペンで低音を記入されました。これを基に音を付け足していき、カッコよく仕上げていきます。
何度も書き直しているので大変そうだけど、でも楽しそう!
自分の好きな曲を、自分の手で作り上げるのは嬉しいですよね。
僕がササッとアレンジして「はい、どうぞ」ってお渡しするのと比べると、自分の手で書いた方が喜びが大きいだろうし、曲を大切に弾けると思います。
「上手く出来たらYouTubeに演奏動画をアップしたら」って提案したら、恥ずかしそうにされていましたが、楽しそうに演奏されている姿を見ると僕も嬉しいです。
消せるボールペン
こういう時に役立つのが『こすると消えるボールペン』です。鮮やかな色で書けるけど、やり直しもできるのがウリですね。
僕は楽譜の書き込みに活用しています。注意書きや運指のメモに大活躍!
今回の生徒さんにもご紹介したら、「とても便利だった!」って喜ばれました。
オススメは?
何種類か試したところ、フリクションの0.5㎜が使いやすかったのでオススメです。
細かい字が書きたいからと0.38㎜にしたらインクの出が悪くて書きにくいし、便利だろうと思って1本で3色のものにしたらインクの減りがものすごく早かった。
参考までに。