アコースティックギター教室

大好きな曲をソロギターで

2018年5月7日

レッスンに通われている生徒さんの中には、『好きな曲の楽譜が売っていないし、ネット上にもない』という方があります。

そういう場合、普段なら耳コピで対応するけど、今回はチョット事情が違う。そんな金山駅前教室(名古屋市中区)でのレッスンをご紹介します。

 

楽譜はあるけど、ソロギターで弾きたい

そう、ギター弾き語り用の楽譜は持っているけど、ギターだけで伴奏とメロディーを弾くソロギター用のものがない、とのことなんです。

この場合、僕がアレンジして譜面を書いてもいいんだけど、せっかくの機会なので生徒さんの楽しみと勉強を兼ね、自分でアレンジしてもらうことにしました。

空白の楽譜を作製

とはいえ作業しにくくてモチベーションが下がるといけないので、メロディー譜と空白のタブ譜の2段譜を僕が作製。生徒さんは書き込むだけの状態にしました。

メロディー譜とタブ譜

 

あとは自分で記入を

五線譜はあまり読めない生徒さんだけど、『好きな曲なら頑張れる!』って感じで、メロディーのタブ譜を自分で書いてこられました。

『歌のどの部分か分かりにくいから』って歌詞を書いたりコードを記入したり。一生懸命さが伝わってきますね。

ソロギターに自分でアレンジ

メロディーのタブ譜が完成したので、さらに青色のペンで低音を記入されました。これを基に音を付け足していき、カッコよく仕上げていきます。

何度も書き直しているので大変そうだけど、でも楽しそう!

好きな曲がソロギターで弾けた

自分の好きな曲を、自分の手で作り上げるのは嬉しいですよね。

僕がササッとアレンジして「はい、どうぞ」ってお渡しするのと比べると、自分の手で書いた方が喜びが大きいだろうし、曲を大切に弾けると思います。

「上手く出来たらYouTubeに演奏動画をアップしたら」って提案したら、恥ずかしそうにされていましたが、楽しそうに演奏されている姿を見ると僕も嬉しいです。

 

消せるボールペン

こういう時に役立つのが『こすると消えるボールペン』です。鮮やかな色で書けるけど、やり直しもできるのがウリですね。

僕は楽譜の書き込みに活用しています。注意書きや運指のメモに大活躍!

今回の生徒さんにもご紹介したら、「とても便利だった!」って喜ばれました。

オススメは?

何種類か試したところ、フリクションの0.5㎜が使いやすかったのでオススメです。

 

細かい字が書きたいからと0.38㎜にしたらインクの出が悪くて書きにくいし、便利だろうと思って1本で3色のものにしたらインクの減りがものすごく早かった。

参考までに。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!